軽薄 | 片思い

軽薄

本屋のアルバイトといっても、大型書店ではなく、ちょっとした本屋...って感じの大きさだから、アルバイトの数は夕方から閉店の10時までは2~3人っていう規模だったから、レジの中では二人で話す時間がたくさんあった。

高校までは、女の子と話すのは苦手だった僕だったけど、大学へ行ってからはなんだかちょっと吹っ切れた感じで、軽薄こそモテる..的な勘違い男だったから、ゆっくり仲良くなるというよりは少し話したらすぎに「飲みに行こう」だの「デートしよ」だのダメ元で言っていた。

中3で女の子に好かれない...ってトラウマになったのになぜ軽薄?って思うだろうけど、その時も中3よりは多少痩せたとは言え太っていたし、中学3年のトラウマはしっかり根付いており、その軽薄さは「女なんて真剣に好きになるか!軽~く何人もの女をはべらせてやる」って、トラウマが変な反動になって出ているものだった。

時代もバブルに誰かが空気を入れ出した頃だったし....