水疱性類天疱瘡物語 -31ページ目

水疱性類天疱瘡物語

水疱性類天疱瘡の疑いあり、からはじまる物語

ホメオパシー治療をやめたあとはなるべく自然の手当て、無理ならお医者さんにというふうに暮らしていきました。

 

自分の病気をきっかけに、リフレクソロジストやアロマセラピストの資格をとり、幸運にも産婦人科での仕事を得て、充実した数年を過ごしました。

 

長女の受験や親の介護、家族のサポート尚で忙しくなり、セラピストの仕事はやめることになりました。

 

そんなとき、また風邪から体調を崩し、喘息の予兆を感じました。

 

ホメオパシーや鍼治療から遠ざかっていた私は(特に仕事をはじめてからは仕事に支障が出るので)病院に行くのをためらわないようになっていました。

 

これまで何度かお世話になり、元気になるといかなくなっていた呼吸器の病院にいきました。

 

看護師さんが問診に来て、「先生の指名はありますか?」ときかれて

いままで治療を途中でやめたことが数回あるのでいろんな先生に不義理をしていたので、どうしたものかと思っていると、

「院長先生にしておきましょうね」と言われました。

 

何人か呼吸器の先生がいらっしゃいましたが、院長先生に見ていただくのははじめてです。

 

院長先生はおもったより若くて優しい方でした。

説明も丁寧で、説得力がありました。

 

最後に突然厳しい顔になって

「今までのように途中で治療をやめてしまうならもうみませんよ。このままなら死んでしまいますよ。これは死ぬ病気です。」

というようなことをおっしゃいました。

 

人を脅すような人を私は信用しませんが、この時は先生は正しいことを言っている、と思いました。

 

先生はこうもおっしゃいました。

 

「きちんと治療すればなおります。ステロイドも徐々に減らしていき、使わなくていいところまで回復します。いま、気管支がはれてせまくなっていて、これを正常な状態に戻す必要があります。」

 

喘息は治らない、一生薬を使わないと、と以前はいわれていましたが、治るのかもしれない、、、、少なくとも先生の言う状態までは戻るのかもしれない、と思いました。

 

もう観念して、いちどきちんとここで、西洋医学で治療してみよう、そう思えたのは、医師の人柄もあったのでしょう。

 

ステロイドを使わなくてもよくなるところまで、といっても、私は終わらないんだろう、と実は思っていました。

 

しかし、1年もたたないで、「もう薬の必要はありません。来月からはこなくていいです。」

と言われました。

 

思いがけず、短期間で喘息の治療は終わりました。