天使と話をするPさん(2) 前世の話 | 八ノ矢の森

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人から聞いたり日常であった、ささやかだけど
不思議な話を書いています。
(TV番組やニュースや本の感想などもありです)


ブログは友人のもの以外は余り読んだ事が無く、文章を書くのもメール位だったので難しいです。
前日分も10回くらい、分かりにくいと思われる所を直したり、書き足したりしました。
まだしばらくは試行錯誤が続くと思いますが、宜しくお願いいたします(^^)

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Pさんは過去も分かると言っていたのですが、これが具体的で驚きました。
「私の恋愛や結婚についてお願いします」 と、普通に占いで女性が聞くような事を聞いたのですが(私としては今後についてのつもりだったのですが)、返ってきた答えが全く違うものでした。
「モリさんは、今までに3人結婚を考えたことがありますね。でも27歳の時の人が一番傷つきましたね。なぜなら、彼が一番あなたを愛していてくれていたと分かっていたからです。でも彼に甘えられて、辛くなっちゃったんですよね。別れてしまったのは仕方なかったです」

もうびっくり仰天しました。本当に、その通りだったからです。
私の方から別れてしまったけれど、幸せでいて欲しいなあと今も思い出してしまう人は、まさに27歳の誕生日の前後にお付き合いしていたのです。
「この27歳という、具体的な数字は何故分かるのですか?!」 と聞くと
「細胞の中の魂が教えてくれるのです」と言うのです。
魂、どこまでしゃべるかな。
あんまりペラペラと、余計な事はしゃべらないようにして欲しいと思いましたね(^^;)

父母にPさんからお聞きしたセッション内容を話すと、自分達も受けたいと言い出しました。
そこでまた予約を取って来て頂きました。

母は「思った事をすぐに言わないように。少し考えてから言って下さい」 と言われて、当たっていると家族で大笑いしました。
最後に母がPさんに 「前世も分かりますか?」 とお聞きしたら、分かると言うのです。
Pさんが前世も観られるとは知らなかったので、私は 「えっ!分かるの!」 と驚きました。

母は昔(名前は分からないけれど)、多分歴史に残っているような武将だったというのです。
ただ戦さで、大切な家族も部下も皆無くしてしまい、本当に本当に悲しみ苦しんで、もう二度と男には生まれないと誓って、その後は男に生まれていないそうです。
他に明治天皇の乳母だった事があって、すごく威張っていたと言われていました(^^;)
母は昔から京都が本当に好きで、20回位は行っていると思うので、そういうご縁と言われれば、なんだか納得出来ます。

父は明治政府で働いていて、最終的には爵位も貰ったんじゃないかと思うと言われました。
母とはこの時代に一度会っていたそうですが、当時の父は下級武士だったので、母に頭が上がらなかったそうです。
日本をよくしたいと思っていたようですが、根回しがヘタで結構苦労していたそうです。
船で海外に行って、ひどい船酔いをしている姿が見えたそうです。
私は小さい時から、父が若い頃外国に憧れていて、港にある外国船にもぐりこんででも行きたかったと聞いていたので、これも納得しました。
実は過去に一度行っていて、楽しかったのでもう一度行きたかったのかなと(^^;)

それなら私も! とお願いすると、Pさんは私の手を持って
「すごくたくさんの子供が見えます。こんな光景を見た事がない。みんなモリさんにすごく感謝しています。江戸時代だと思いますが、身寄りの無い子達の面倒を見ていたんですね」
と言いました。

これは本当かも! と思ったのは、私は以前2回前世が分かるという人に観て貰った事があって、その時に全く同じ事を言われたからです。
身寄りのない子供達の面倒を見ていたそうなんですね。
ただ外国の修道院だったと言われた事もあったので、江戸時代と言っていたPさんとはちょっと違うのですが「身寄りのない子供の世話」という所は同じです。
私は小学校の時から、大きくなったら幼稚園の先生になると言っていたし(子供の頃から子供好き(^^;))、今も親戚や友人の子供の面倒を見る機会が多いし、これも前世のせいかなと納得です。
同じ魂なので、見える過去世も同じなんですね。

西洋占星術でも、前世で奉仕の仕事をしていたと出ますし
以前友人にジョーティシュというインドの星占いをして貰った時に、「前世で人々に与えた優しさで、今生では敵がいない」 と言われました。

前世でやった事は魂が記憶してるし、生年月日にも出るんですね。
オレオレ詐欺とかやっちゃってる人、自分の利益ばっかり追って沢山の人を苦しめている方達。
ちゃんとテープレコーダーのように、そういう事は魂には記憶されてしまうんですよ~。 怖いですね。
私は良い事も悪い事も、やっぱり何かしらで返ってくるのだと思います。

自分では悪い事をしているという自覚もなく(逆に役に立ってると思っていたりするかも)、こういう世の中の本人にはどうしようもない生活環境で、仕方なく悪事に手を染めてしまっている人もいるかもしれませんが、でも魂はそういう事情も含めて、淡々と記憶していくのです。
この事を知っておく事が、大事なのではないかと思うのです。

中には自分でも、どうする事も出来ない魂の疵もあるようです。
私の場合、Pさんを含めて前世を見ていただいた3人に「ものすごく強い怒りがあって前世でのものと思われるが、それが何が原因だったか分からない」と言われました。
あれだけはっきりと細かく分かる、Pさんさえ分からないと言われた私の魂が持つ怒りって一体・・・(- -;)
日常的に特に怒りっぽいというわけでもないので、それを放っておいていいのかもよく分かりません。
どちらにしても原因が分からないので、対処の仕様もないのですが。
今生でその怒りが静まらなかったら、来世への持ち越しでしょうか。
輪廻転生や、魂の世界は奥が深くて、やっぱりまだまだ未知の部分が多いですね。


「天使と話をするPさん(3) 友人の話」へ続きます。