例年なら5月末に発表される長野県の主要スキー場利用動向調査ですが、今年は新型コロナの影響と雪不足で早々に営業を取りやめたスキー場が多かったようで、4月末に発表されていました。
http://www.neri.or.jp/www/contents/1588037634355/simple/2019.pdf
レポートによると『前年度(482 万6千人)を 41 万7千人下回る延べ 440 万9千人、前年度比△8.6%と、2年連続で前年度を下回り、調査開始以来、過去最低となった。』とされています。
個人的には、もっと落ち込んでいるかと予想していたのですが、意外と利用者がいたようです。
月別に見ると、12月~1月は雪不足で直近4年間で最も少なかったようです。 2月は下旬から新型コロナの影響が出始めたものの直近4年間では最も多くなっています。 3月は雪不足と新型コロナの影響で、予定を待たずにクローズしたスキー場や外出自粛の影響で例年より3割ほど使用者が減っています。
4~5月は統計に含まれていませんが、4~5月も営業したスキー場は新型コロナの影響で極僅かで、全体数からすれば誤差のようなものかもしれません。
前半は雪不足、後半は新型コロナと厳しい状況となりましたが、新型コロナが早く収束し来シーズンは雪も十分に降ることを期待します。