けんこう一番

 

 けんこう一番 兼好さんの独演会をネット配信で見た。

 

文京シビックホールでの落語会です。

 

開口一番に兼好さんが出てきて「時そば」を披露

 

まくらも軽快でおもしろい。

 

年を取ると時間のたつのが速いのは、時間感覚が

 

ずれてくるのだとか・・・、それから江戸時代の「時

 

そば」の時代の時間の数え方 9,8,7,6,5..と数

 

えるが実は9,18,27,36,45と9の倍数で数えて十

 

の位は省略しているそうです。。。

 

なるほどと納得したころに「時そば」がはじまる。

 

それから三遊亭けろよんさんの「元犬」

 

その後また兼好さん、「粗忽の使者」

 

このまくらは、ちょうどその頃亡くなった桐島聡。自

 

分を偽って長年隠し通した桐島だが、早く名乗って

 

人生をやり直せばよかったのではと。

 

そして「粗忽の使者」につながる。

 

 

その後アイリッシュフルートとギターの音色に耳を

 

傾け、その後ラストの兼好さん『木乃伊取り」

 

道楽息子が花街で遊びにひたって戻って来なくな

 

ったのを、番頭さんが連れ戻しに行って、

 

最後頼みの綱の飯炊きの清三が我こそはと迎えに

 

行って、結局またそこに居座ってしまう。

 

まくらも演目も三遊亭兼好さんのはなしは明るく軽

 

妙で楽しい。