「監禁ピエロ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回もGYAO!さんで配信中の作品から

こちらのヤバそうな作品を紹介します

 

【監禁ピエロ】

 

鳴かず飛ばずで冴えない脚本家ポール

幼い頃に目にしたピエロの事故を回想

そのピエロが復讐に来るというネタで

最後のチャンス?脚本を書こうと決意

が、自殺に見せかけて巧みに殺すとか

形式的主義とか理屈ばかりこねまわし

"売れない理由"が分かったところで?

さっそく執筆を開始した。。。けれど

 

(ぜんぜん書けねぇ。。。)

 

筆は進まないしアイディアも浮かばず

缶詰めになればいい話が書けるかも?

が、意思が弱いからそれもできないと

友人で俳優のデヴィッドに頼み込んで

家の外から鍵をかけ監禁してもらうが

追い詰められ過ぎて頭が変になった?

幻覚を目にしたりおかしくなるポール

脚本はいいからまず病院に行け(-_-;)

 

(完全に病気だろ。。。)

 

ともかく"殺人ピエロ"の構想が固まり

仮の登場人物としてどうせ死ぬからと

恨んだり妬んだりしている知人を配役

それが良かったのか?悪かったのか?

執筆は進むも幻覚を見る頻度が加速!

「ちょっともう。。。無理」

なんて泣き言言っても解放はされずに

現実と幻覚の境はアッという間に崩れ

 

(あ。。。すんません)

 

ま、それが現実だろうと幻覚だろうと

脚本が完成するならばどうでもいい?

むしろ存在を感じられるのは都合よく

恨みを晴らすようにその"死"を書くと

自分の代わりにピエロが幻覚を殺害!

リアルな感覚と幻覚は次第に暴走して

殺す予定の無い人物が殺されてしまう

 

(生き残るヒロインのはずが。。。)

 

("イカれた"が正しいけどねw)

 

違う違う!なんて慌てても後の祭り?

既に動き出した物語が止まる事はなく

ポールの意思か?違う邪悪な意思か?

脚本は死屍累々の陰惨な結末を迎える

疲れ切ったポールはバスタブに浸かり

翌日、解放する約束の期限が来たため

訪ねてきたデヴィッドが鍵を開け中へ

するとそこには完成された脚本と。。。

 

(自ら命を絶ったポールが)

 

監禁状態が長く続いて幻覚を見た挙句

自ら命を絶った。。。ということか?

それとも自殺に見せかけ殺されたか?

ともかく友人の死を悼むデヴィッドは

自分の顔写真が貼られていると気づく

そこには仮の登場人物として配役され

幻覚ながら?殺人ピエロに殺害された

ポールの知人たちの写真も並んでいて

 

(デヴィッド!後ろ!後ろ!)

 

成仏しろよ!デヴィッド!( ̄▽ ̄;)

で、エンドロールへ

 

事故にあった悲劇のピエロをネタにし

脚本を書き始めた売れない脚本家だが

呪いか?祟りか?次第に精神を病んで

幻覚に襲われた挙句?に身を滅ぼす!

殺人ピエロの存在だけは現実だった?

またはポールの幻覚が現実となった?

そもそも殺された幻覚たちの"本体"は

同じように死んだのか?無事なのか?

どう解釈していいのか微妙なこの作品

 

先日の作品同様に一番の見所でもある
肝心の殺害シーンが地味な映像ばかり

せっかくの殺人ピエロも幻覚だからか

映ったり映らなかったりコソコソして

殺人鬼としての魅力は皆無なんですよ

 

それも全てが主人公の幻覚という事は

視聴者としては分かっているのもあり

怖さとか緊迫感なんて一切感じられず

「どうせコイツも死ぬんでしょ?」

くらいなテンションで鑑賞するハメに

せめて実は侵入者(犯人)が他にいて

幻覚と思っていた犠牲者は本人だとか

多少の捻りはほしかったです(^▽^;)

 

ってか、それよりなにより最悪なのは

主人公が缶詰めになり脚本を執筆して

幻覚を見るまでが無駄に長いんですよ

テンポの悪いシーンをダラダラと見せ

怖くもなんともない映像を垂れ流して

解釈が難しいオチを迎えてTHE END

さすがは地雷の殿堂GYAO!配信作品!

今回もまた痛い目にあっちゃいました

 

何ひとつとして特化してない地雷映画

もちろんオススメなんてできないので

取り扱いにはどうかご注意して下さい

 

🤡