「キング・ソロモン(1937年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今日はクラシックなコレを観ました!
  宝石ブルー【キング・ソロモン(1937年)】宝石ブルー


 
何度も映画化されている作品ですが
これが最初の作品になるのかな?
1937年制作のモノクロ映画でして。。。

ダイヤを掘って一攫千金!だなんて
アフリカに来たパットキャシー父娘
そんなうまい話があるはずはなく
帰国するためアラン率いる輸送隊に
同行させてもらうことになるが。。。
途中で砂漠で遭難した牛車に遭遇!
持ち主の白人男性は息絶えるが
従者?の先住民ウンボパは無事で
と、その牛車でパットが見つけたのは
ソロモン王のダイヤ鉱山への地図!


(かなり雑な地図ですけどねw)
これまで苦労をかけた娘のためにも
ナイショでひとり鉱山を目指すパット
すぐにキャシーも後を追おうとするが
アランに諭されここは引き下がり。。。
輸送隊の目的地で待っていたのは
イケメンのヘンリー卿元大佐たち
そんな二人をうまいこと丸めこんで
牛車を奪って父パットを追うキャシー
ダイヤ鉱山に詳しいウンボパも同行
鼻歌を歌いながら鉱山へと向かう!


(なんか縁起でもない歌だなw)
しかしパットヘンリー卿元大佐
あっという間に追いつかれてしまって
連れ戻されるのかと思いきや。。。
せっかくだからとウンボパも含めた
5人でダイヤ鉱山を目指す事にする
牛は邪魔だと無謀にも徒歩で砂漠を
ヒーヒー言いながら進んでゆく一行
目印の山を見つけて鼻歌も絶好調!


(ニオイで水場が分かるんだ。。。)


(ハイキングじゃないんだから。。。)
で、メロン食べつつ先へ先へと進み
そこで遭遇した先住民の人々は
まだ寝起きで顔半分だけ髭を剃り
シャツ一枚だけで下は履いていない
恥ずかしい格好の元大佐の姿に
これは普通じゃない存在と畏怖。。。
アラン「彼は神だ」と通訳して(爆
皆に担がれ部族の村へ案内される


(確かに神か変質者だな。。。)
そんなアランたちを歓迎?する王は
鉱山へと入る事をアッサリと許可
ご親切に入り口まで案内してもらい
が、嫌な違和感を感じたアラン。。。
王にカウンターで先制パンチ
喧嘩売ってんのかこの人?( ̄ー ̄;


(完璧にアゴにヒットしてますw)
ここはウンボパの提案で一時捕虜に
すると彼が自分の素性を明かす
ウンボパは部族の先代王の息子で
父親を今の王に謀殺されたと。。。
復讐のため戻ってきたようなお話?


(さすが元大佐。。。ほんとかよw)
で、アランたちに協力してと依頼!
かつての配下らも続々とはせ参じて
翌日は日食なのを利用し力を示し
今の王の一派を追い払う事に成功!
近隣部族を率い戻ってくるも。。。
討ち果たしウンボパ王座を奪還


(ま、雰囲気は変わらないですがねw)
その争いのさなかキャシーはひとり
父親パットを探すため鉱山へ入る
鉱山の奥は溶岩が煮えたぎる火山
そこで遂に再会を果たす父娘!
アランたちもすぐに駆けつけてきて
これでハッピーエンド。。。ではなく


(生きてたんだ。。。ダイヤ持ってるし)
倒した王配下のババア(←魔女)が
自分もろともアランたちを殺そうと
鉱山の基礎に火を点けて。。。
天井が崩落してババアは生き埋め
アランたちも火山に閉じ込められ
このままでは噴火に巻きこまれる
なんて大ピンチにウンボパが到着
一行は救い出されてごくろうさん
ダイヤを手にウンボパに見送られ
アランたちは帰路につき。。。
ウンボパは最後まで歌いTHE END


(崖に逃げ延びるも。。。)


(最後まで歌ってたなw)

CG映像に慣れた世代の方には
物足りなく見えるかもしれませんが
それでも砂嵐や煮え立つ溶岩に
大勢の先住民らが参加する戦闘と
迫力のあるシーンが目白押しで
まさにアドベンチャー映画の元祖?
ただ、ちょっと地図を見つけて
砂漠から王座奪還する件までが
どうにも長すぎるというか遅い。。。
結局、鉱山に入ってから父娘再会
出るまでが10分ほどなんですよね
ま、過程の部分も冒険ですから
面白さは変わりないのですが(^o^;)
もちろんツッコミどころも満載で
都合のよすぎる展開も数多くあり
それも笑って楽しめたりと。。。
80年以上も前の作品とは思えない
アドベンチャー作品でしたよ!
かなり古い作品ではありますが
気になった方は一度観てみては?

ペタしてね