「フライトSOS:ロスト・イン・ザ・パシフィック」 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今日観た作品はコレです
【フライトSOS:ロストインザパシフィック】


香港の航空会社が作ったという最新鋭の
大気圏外も飛べるとかいう大型旅客機
その初フライトに航空会社の社長息子
スポンサーの王子など多くのVIPや記者
女性副機長に元軍人のコックも搭乗して


(空港の外観も。。。)


(旅客機もCGって酷すぎだろw)


(ま、スカートの丈はOKだけどな)
頭数多すぎて誰が誰かも主人公かも
サッパリ分からない私を置いてけぼりに
飛び立ったのは良かったけれど。。。
嵐に遭遇!機体が損傷しオーマイガー
大気圏外は飛べるけどに弱いとはね(爆

そんなこんなで今は無人だという近海の
滑走路がある島へと旅客機は緊急着陸
整備を終え出発しようと。。。その時!
物凄い数の謎の生物が襲いかかってくる
機長が犠牲となり女性副機長もピンチ


(ん?コイツどこかで見たぞ?)
と、そこへ銃を乱射しながら現れた男女
謎の生物を蹴散らして離陸をフォロー
ついでに旅客機へと乗り込んでくると
「我々は国連から派遣された兵士です」
とかのたまう胡散臭い二人が話すには
島で突然変異のが大繁殖したために
土壌調査のため上陸したが部隊は全滅
救助も来ずに困っていたとかなんとか


(怪しすぎだろ。。。)
で、このまま洋上の国連軍の空母まで
向かって欲しいと命令する二人の態度に
あからさまに怪しいと疑うコックたち
誰がどう見ても国連関係者ではないし
そんなヤツに騙される者なんて。。。
と、ここで間に入った女性副機長
「大変な任務でしたね空母まで送ります」
いたよここに騙されてるバカが( ̄ー ̄;

そのまま何事もなく行くはずもなく
騙される方もバカだけど騙す方もバカ
すぐボロが出て実力行使でハイジャック
「そうさ!俺たちは国連軍の者ではない
秘密だがとある連中から以来を受けて
猫を突然変異させた島の土壌を」採取し
持ち帰り高額の報酬を貰うのが目的!」

とか言う分かりやすい解説のおかげで
面倒な詮索をせずに済んで助かります

そのまま空母へと向かい飛行する機内で
航空会社の社長息子は確執があって
お互いにいがみ合うような関係だとか
コック傭兵男を取り押さえようとし
銃を奪うも過去のトラウマか何かで
撃てずに逆にボコボコにされるだとか
王子傭兵女に興味を持ち接近。。。
実は彼女は子供を人質に取られていて
嫌々いまの仕事をしているだとかいう
この手の作品では毎度お馴染み過ぎて
見飽きた薄っぺらい人間ドラマが展開

そして旅客機は空母へと着艦するが
機内に紛れ込んでいた化け猫が大暴れ!
王子たちを庇って傭兵女は足を噛まれ
旅客機も着艦したは良かったけれども
さすがに滑走路が短くオーバーランして
全員が降りたところで海へとドボン!


(本作一番の派手なシーンです)
なんかこれ見よがしに甲板に着陸してる
ヘリをそれとなくカメラが映しつつ。。。
「最後はこれで脱出するんだσ(^_^;)」
なんて誰でもオチの想像がつく映像に
早送りで観ちゃおうか?と思いましたが
さすがにそこはグッと堪えて普通に鑑賞


(ああ、なんかオチが見えた。。。)
傭兵男は報酬を貰うため艦内へ入ると
警告音と自爆装置始動のアナウンスが
近くに倒れる雇い主を問い詰めると
研究用の化け猫が逃げ出し大量に繁殖
猫なのにねずみ算的に増えた化け猫
艦内にいた連中は皆殺しにされ。。。
この化け猫を世に放つわけにはいかぬと
空母ごと自爆するところだったんだとか

もちろん報酬は無しよゴクロウサンと
息絶える雇い主に傭兵男は呆然とし
そうとは知らない甲板では乗員たちが
「こんな事をしても子供は喜ばない」
とか人情に訴え傭兵女を説得し解放され
あの映ってたヘリで逃げる準備を進める
やっぱりそういうオチなのかな?(´Д`;)

するとコック傭兵男も助けようとか
変なところで正義感を見せると艦内へ
そこで傭兵男とのバトルになるが
機内での時とまったく同じ萎える戦いに
イライラしたのか化け猫傭兵男を瞬殺


(原を突き破る化け猫パンチw)
一方、甲板では大量の化け猫が姿を現し
乗員らに襲いかかろうとした。。。ところで
ここで盲目のチェロ奏者が曲を奏でると
狂暴だった化け猫が急におとなしくなる


(あれ?なんか落ち着くこの音色。。。)
「え?もしかして予想外の展開になる?」
そんな私の淡い期待は一瞬で裏切られ
チェロの弦が切れて化け猫再び大暴れ
更に社長の息子にも襲い掛かろうと。。。
するとここで社長が息子を助けるために
燃料ホースを抱えてそれに火をつけると
炎を撒き散らし化け猫相手に仁王立ち!


(ヒャッハー!汚物は消毒だー!)


(化け猫もさすがに。。。)
そこへコックも合流して飛び立つヘリ
社長化け猫に襲われてそのまま果て
その姿に息子は涙を流して感謝。。。
親子の確執はこれで解けたわけね(ノ_-。)

と、自爆装置が起動して空母は爆発!
飛び立ったヘリでは助かった事を喜ぶ
乗員たちの姿が。。。そしてもちろん?
ヘリの機体の隙間には化け猫の姿。。。
めでたし、めでたし、ハッピーエンド?

「地雷のモンスター映画とはいえども
このタイトルにキャッチコピーならば
普通のフライトパニックものだと思って
あの怒りくまも手を出さないだろうw」

なんて思ったかは知りませんが。。。
はっ!甘いわ!∑(゚Д゚)
どんなにうまくカモフラージュしようとも
私の対地雷センサーからは逃れられん
おかげで今回も痛い目にあいました(爆
米中合作の作品とか何とかはともかく
とにかくショボイCGと薄~いストーリー
まったく必要のない人間ドラマと。。。
ってか、問題はそこじゃないんですよ
どこかで見たような化け猫の見た目や
米中合作と言う事で思い出したのは
「モンスター・フライト」



(いや、同じだからねほぼ。。。)


(ちなみにコレが本作の化け猫)
予想通り同じ監督さんの作品でしたよ
化け猫のCGもまるまんま同じものだし
フライト中の事件なんて設定も同じだしと
ま、墜落とか多少アレンジはあるけど
ストーリーも人間ドラマも似たようなもの
最後のオチまで同じパターンですからね
せめて前作の続編なら分かるけど。。。
とにかく全てが使い回し感が漂ってる
残念すぎる不発地雷作品でしたよ
しかし、ひとつのネタで何本も撮るとは
なかなか気概のある監督さんですな!
次回作もぜひ同じ化け猫でぜひ。。。
ま、次があればですけどね(^o^;)

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