コンサルタントさん交代に伴い、
現在のコンサルタントSさんのプログレスチェックは初。
あらかじめ指定された範囲から、
シャドウイング、リピーティングができるかをチェックされます。
前回は接続環境もあまり良くなく、
唯一指摘されたのが、「little」の発音。
カタカナ英語だと「リトル」ですが、実際には「リル」「リロゥ」に近い音になります。
Z会の2400でも何度も登場するのですが、
聞き取れなかった単語で、案の定発音もできていなかった、というのが前回。
今回は別のユニットを指定されましたが、
今回の指摘事項は、「リダクション」ができていない。
プログレスチェックの中で、指定されたユニットに、surprising、living、sailingなど登場しますが、
「サプライジング」「リビング」「セイリング」と発音してしまっていました。(死にたい)
シャドウイングをしている中で、「こういう内容を喋っている」ということがわかっていても
発音が忠実にできていない=音源を精度高く聞き取れていない、ということが判明。
そんなわけで、次のプログレスチェックに向けては、
リピーティング、シャドウイングを行うときに、「ネイティブの発音を聴いて忠実に再現する
ことを意識して正確に発音する」、が課題になりました。
そして、改めてZ会の2400をやり直してみると、
出るわ出るわ、ingのgなどはわかりやすいですが、d、tなどは消えまくってます。
ブルータス、お前もか…と思いながらも、実際には発音されていない音については
スクリプトにガンガン印を書き込みます。
そして、スクリプトを見ずに集中して音を聴いて、再現する、ということを実践。
2400は、前半はかなり短く、1本あたり20秒くらいのものが多いですが、
後半は40秒〜1分超えのものが多くなるので
ライトなものをピックアップして、
シャドウイングしているところを、Otterで書き起こしをさせて、どの程度正しく発音できて
いるかチェック、ということをしてみたりしています。
書き起こしアプリとしてコンサルタントさん二人ともOtterを薦めていて、
他にないものか?と色々探して、何ならWhisperも環境構築までしてみたりしたのですが、
操作性等の観点から、Otterが一番良さそうかなと思っています。
精度はWhisperに軍配が上がるという口コミもチラホラありましたが。
そして、リダクションは単語の末尾がg、d、tなどのときに起きるケースが実際多いですが
それ以外のパターンがあるよな、と感じていた箇所があります。
andやsome。
andに至っては辛うじて「ン」が聞こえるか?くらいしか発音してないよな?と
思うこともしばしば。
someも結構弱いことが多いです。
しかし、andやsomeはg、d、tなどほど、あまり語られていない気がします。
↓こちらの記事がすばらしくまとまっていると思いました。
完全に体感通り。
リダクションの基本についてはこの辺が読みやすいかなと思います。
難聴のため苦労しながらリスニングとシャドウイングに取り組んでいます。
TOEICのリスニング対策をしていたときにも感じたことではありますが
英語はつくづく「省エネ」型だなぁと思う次第です。
日本語は、「一語一語はっきり」話すことが良しとされる言語ですが、
英語はまったくそういう言語ではなく。
どれだけ力を抜いて(悪く言うと適当に)話せるか、という言語だなぁと感じています。
ところで、
TORAIZにはTORABIT nextというサービスがあり、
受講生は受講期間中無料でグループレッスンやワークショップを受けることができるのですが、
この間、開催済みのワークショップの動画を見ていたところ、
「なぜ、日本人にとって英語のリスニングが難しいのか」という問いかけがあり、
答えとして、
「英語と日本語には大きな言語間距離があり、習得が難しい」とありました。
日本語と英語の場合、
文法、語彙、発音、話し方や文化的背景など全てにおいて距離が最も遠い語族、
という関係になり、習得には実に2200時間(!)が必要なのだそうです。
ちょっとググってみた記事ですが、
言語間距離について、こんな記事がありました。
英語話者が日本語を習得する場合は最高難度、とあります。
ということは、文中にもありますが、逆も然り、日本語話者が英語を習得するのも当然最高難度に
なるんですね…
コンサルタントさんとプログレスチェックのタイミングで色々やり取りをしましたが
私ができないこと=他の受講生も必ず通る道なのだそうです。
この先、「難聴」だから人より習得しにくいところも当然出てくると思いますが
現時点では、多少の耳の良し悪しによる差異はあれども誰もが通る道を通っている、
うまくできなくて当たり前、と思うことができ、少し希望が持てました。
そんなわけで、また近いうちに更新できればと思います。
現在使っている課題本はこちら。
どれも良本です。
(大特訓の、How are you? → Fine thank you, and you? は超微妙と思いましたが)