いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
最近読み始めたのは米原 万里 著
「不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か」です。
日本のロシア語同時通訳、エッセイスト、ノンフィクション作家、小説家です。
まだロシアがソビエトと言っていた頃から通訳として活躍していました。
当時は例えば原子力発電に関する日ソの会議などに呼ばれたそうです。
双方使っている言葉が違うのですから、
主催者は通訳のできる人を準備するのは当然なのですが、
原発の会議など専門用語のオンパレードで一夜漬けで
記憶するのは大変な仕事だったそうです。
これは主催者の想像力の足りなさを責めるべきで
原発に詳しい通訳を選ぶべきでした。
しかし、現実にそんな都合の良い人はいないので
ボタンの掛け違いのような仕事を貰って孤軍奮闘されたようです。

