「思いのほか好評だったね。」 | 仁志敏久取材日記

「思いのほか好評だったね。」

入団会見を終え、徒歩で横浜スタジアムへと向かう仁志選手。

私は最後のお礼を伝えるべく後を追った。


思い起こせば、1度目の登録抹消となった7月。


開幕から仁志選手を追っていたが、それまでは、試合前後に与えられた

わずかな時間で取材を行っていた。

しかし、くしくもこの登録抹消は、私にとっては仁志選手と接することのできる時間が、

何倍にも増え、より多くの言葉を聞くチャンスの訪れでもあった。


「仁志敏久取材日記」を始めることになったのも

この期間中に交わしたある会話がきっかけだった。


当初は、雑誌の企画で取材をしていたが、

事情により暗礁に。後に雑誌そのものが消滅となり、

後半からは個人として仁志選手を追いかけた。


それは、プロ野球選手仁志敏久の今シーズンを最後まで、

見届けたいという一心。


フリーランスの身にとっては、様々な面で苦労もあったが、

読売巨人軍と仁志選手が了承していただいたおかげで、

ここまで取材を続けさせてもらうことができた。


読売巨人軍広報部の皆様と仁志選手には

感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、何よりもこのブログを訪問していただいた読者の皆様。

沢山のコメントを残していただき本当に感謝しております。



新聞でも雑誌でもないこの未知の形態に、

当初は戸惑いもありましたが、皆様がコメントを

書き込んでいただいたことにより、

このブログのスタンスである筆者の見解を排除し、

仁志選手の"今の姿”を伝えるという一点に、

終始することができたと思っています。


誠に勝手ながら、去就が決まるまでという予定通り、

「仁志敏久取材日記」は今回の更新が最後になります。


今後、何らかの形で仁志選手の取材を行うことがありましたら、

皆様には、新たな形で報告させていただきたいと思っています。




最後に横浜スタジアムの正面で、

お礼の言葉と、イースタンの試合で袖ヶ浦や浦和などに行けたことは

貴重な経験で、勉強になりましたと言うと、


「(笑)俺もいい経験だったよ。」


そして、このブログについて言ってくれた言葉。


「思いのほか好評だったね。」


皆様からいただいたコメントは、

ひとつ残らず仁志選手に届いていると確信しております。


3ヶ月間、本当にありがとうございました。