深刻なのに笑える母の話 | So far, so good♪はぴ魔女 in Wonderland

深刻なのに笑える母の話

ちゅりーっす♪

 

 

雲が広がる空が薄紫に染まり

 

神秘的な雰囲気に満ちた

日没直後の薄明かり…

 

トワイライトの海です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

 

現在、介護施設にいる母は

 

若い頃から

極度の心配性でした。

 

常に心配事を見つけ出しては

最悪の事態を考える傾向があり 

いつもイライラして怒っていて、

当たり散らすこともしょっちゅう。。

 

本人は辛かったと思いますが、

周りも巻き込まれて大変でした。

 

 

 

認知症が始まった頃。

 

ある時、ほんのわずかだけど

母の様子が違っていることに

気がついたんです、私。

 

 

それまでにはなかった、

心地よさそうな、嬉しそうな、

幸せそうな雰囲気が漂ってる…

 

と、私には感じられました。

 

 

あぁ、そうかひらめき電球

 

心配性は治らなくても、

 

心配事を見つけても見つけても

認知症のおかげですぐに忘れる。

 

悲しくても、イライラしても、

腹を立てても、すぐに忘れられる。

 

”すぐに忘れてしまう”という

悲観的にも思われる状態を

 

母は悲観するどころか、

むしろ幸せに感じている。

 

 

きっとそれは、

 

母が人生でようやく経験できた

 

心配事もなくイライラもせず

穏やかな心でいられる状態きら

 

なのだと思いました。

 


 

 

この頃すぐ忘れてしまってー

ほんとに困っちゃうわーてへぺろ

 

とコロコロと笑う母を見るたび

 

“困る”なんて口では言っても、

あなたが幸せなのはバレバレよグラサン

 

口には出さないけど、

嬉しい気持ちになる私です。

 


 

 

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認知症ごくごく初期に

受診した物忘れの専門医から、

 

日常生活に大きな支障が出るまで

しばらくは様子見にしましょう…

 

と言われていた頃。

 

 

こんなことがありました。

 

 

 

深刻だけど…笑えた電話

 

 

 

 

私は、今思い出しても、

可笑しくて笑ってしまいます爆  笑

 

 

 

 

 

みんな、笑顔でいてね。

 

 

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