こんにちは!

 

西東京市 田無の鍼灸院 はり・きゅう施術室 優

 

田中利幸です。

 

 

 

5月も下旬になり、立夏から小満と季節を変えました。

 

少しずつ湿度も感じることが増えました。

 

気候の変化は体調の変化に繋がりやすいので気を付けたいところですね。

 

 

 

さて、

 

治療するにあたって身体の状態を把握するために様々な方法があります。

 

脈や腹診などはそのひとつで、東洋医学では望聞問切というそれぞれの診察方法があります。

 

その中で、最初のとっかかりとして必要なのが問診。

 

症状の確認やこれまでの既往歴などの確認は当然行います。

 

そして、結構大事なのは日常生活の様子。

 

症状の経過から必要に応じて生活の様子を聞いていきますが、東洋医学ではとても重要になると思っています。

 

鍼灸治療を東洋医学的診察から施する場合は結構聞かれることが多い質問となります。

 

何故、そのような状態になったのか、或いは、どうして調子が悪いのが改善しないのか、ということがその辺りに隠れていることが沢山あります。

 

聞かれないとそこまで大切なことだとは思わないことも多いので、あまり重要に思われないことがあります。

 

そして、そういった内容からは重要なことが次々と出てくることがあります。

 

なので、必要なことは状況に応じて詳しく伺うことがありますが、こういうことも治療を成立させるためには必要なことだといえます。

 

初診時はその時間が必要になるので、予め余裕を持って時間を確保しています。

 

 

 

ただ、痛いところに鍼をして、灸をすえたらそれで終わり、とはならないのはその辺りからです。

 

最終的に脈診や腹診、その他の診察方法をふまえたうえで、どこに鍼をして灸をするかを決めることになります。

 

漢方などもそのようなことも多いので、東洋医学独自の方法だと思います。

 

そうやって治していく事になります。

 

 

 

さて、週末は晴れ間が出るようですが、来週は今のところ雨予報という日もあります。

 

十分な休息などをとって、そういうことに体調の悪化を招かないように気を付けて下さい。

 

穏やかな週末をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

田無の鍼灸師:田中利幸