わたしは定時制の夜の高校で5年働いたことがあり、

1年目は散々だった。



ヤンキーの好き勝手。


授業に行ったら、教室で土足でトランプ。


遅れてきた生徒は、堂々とジャンプを読みだす。





チーンおぇっっ





授業の空気に持って行くまでに10分くらいかかる。


注意したくないのに、注意をしないといけない。


注意する。


生徒キレる。


絶対負けない気持ちで向かう。


死ねと言われる ガーン

ちなみに死ねは、自分の気持ちを表す表現が見つからないから、使用してるだけ!きっと敗北表明。




のやりとり。。ゲロー


大人しい生徒は、しらーーとして、
多分、うるさい生徒にも、一向に授業を進めない私にもイライラしてたと思う。


優しい生徒は、色々言われる私を見てられず、保健室に逃げ込んだり。



こっちこそ、逃げたい日々だった。


負けないと心に誓って、
気合を入れて、
今日が無事終わりますようにと
教室に入る真顔真顔


夜、お布団の中、
1日が終わったと幸せな気持ちになる。










教頭先生も私と同じ年度に赴任し、
穏やかで、先生達にも生徒にも好かれていた。


全く前に立たない。


後ろで支えてもらってる感じ。


いつも皆んなに労いの言葉を掛けてくれる。


教頭先生のおかげで、荒れに荒れてた学校は、1年後とても働きやすくなった。


とは言っても、
警察沙汰や生徒の暴言がなくなったわけじゃないけど、



信頼関係


ができてきた。



先生達同士も、


先生と生徒の間にも。


これが最初は無かった。



破茶滅茶だったけど、生徒は大好きだったな〜。








その他にもレストランや企業にも務めたけど、


リーダーは大事!


そこが、働きやすいか、働きにくいか、リーダーの人柄や仕事ぶりみたら、すぐわかる。


職場の人間関係が、平和に保たれるかの鍵は、リーダー(社長、店長、主任)が持ってる🗝



良いリーダーは、
人の意見に耳を傾ける。
よーく周りを観察してる。
部下と良い距離感を保つ。
良い言葉を口にする。


その上で、組織の指針(目指すとこ)をしっかり提示し、共通理解を促す。


役割分担を明確にする。
最低限の規則を設ける。


あげたらいっぱいある。




そもそも学校はとても働きにくい。


なんでかって言ったら、
きっともう時代にそぐわない。



良い大学に入るのがいいとされる時代じゃなくなった。


良い大学に行く、
先生の言うことを聞いておけば、未来は明るいって思えないんだよね、
子ども達は。


ヘンテコなルールを守らせて。


守れない方が【悪】だなんてレッテル貼られて。



そんなぐちゃぐちゃな学校の中で、先生達は親や地域の目を気にしながら仕事している。


先生達は本当に、一生懸命仕事してる。



学校の先生のイジメとか、悪なんだけど、

そこだけにフォーカスするんじゃなく、もっともっと、先生も生徒ものびのびできる学校の形があるんじゃないかな?




わたしが理想だなと思うのは、


子どもの個性を伸ばすこと


自分の人生をクリエイトできる力をつけさせること


もっと小さい頃から、親も先生も本人も
その子の本質や才能を知る
ことが出来たら、


皆んなと同じことができないことを悩まなくていいのに。


皆んなと同じようにしなさいなんて、怒られなくていいのに。


中学生くらいになったら、どんな人生を望んでるか【自分との対話】して、自分の人生を明確に思い描けるようになれば、


高校は、専門に特化して勉強すればいいんじゃないかな。


特に個性のある子どもは、学校に行くことの意味を見出しにくい。


でも、高校は出ないと社会に置いていかれる。


個性のある子に、さぼるな勉強しろ!ルールを守れ!と言うしかない先生達の労力も


なんか悪循環のような気がするな。



なんとなく、もっとこれから世界の教育って良い風に変わっていく気がする。


わたしの思う、のびのびと成長できる学校や社会になって行くと思う。


今は自分に何が出来るかわからないけど、
そういう社会になって行くんだろなって今日感じて、それに貢献できたらなって、楽しみにしている自分がいた照れ照れ


自分は落ちこぼれだって、勘違いしてる生徒を沢山見てきたから、そうなれば本当にうれしい!!