本日1記事目






母と夕飯ごしらえ。


向田邦子さんの話で盛り上がる。


わたしたち、夢みがちな母娘が

向田邦子さんが好きな理由の一つに


向田さんの物語は

生活の現実を、

人間の愛おしさを

残忍に突きつけてくれる、というのがある。


人への期待をすれば


美しさの裏側の未熟さや弱さが当たり前にあるのだと教えられるのだ。



人は愛情や美しさと一緒に

弱さやずるさ、罪悪感をもつ。


持っていい。


それこそが愛すべき部分であり

面白さだと思い出せる。



眠れない夜に

向田邦子さんと田辺聖子さんの本を引っ張り出して読んでみたら



女の残忍さと

可愛らしさが脳裏に焼き付いて

わたしもそれで良い、とすやすやと眠った。





Meg.