去年は出しそびれたお雛様。
今年は今日になってバタバタと飾り付けました。
家の中に花があると、
とってもウキウキしてきて、
やっぱりお雛様もだそう！となり
ひさびさに箱からだしてみる。
箱の中から、
幼い娘と八段飾りの写真が出てきた。
娘が生まれて、
わたしは更に良い嫁になろうと頑張って、
(良い嫁とは、
義父母の言うことに共感したり
従う、と言うこと)
この辺りの家は、
皆八段飾りだねえ。
と義母に言われたら
そうしなければいけないのだ。
と、思い込んだ。
青森の両親に伝え、
わたしの親も、50万くらいする雛飾り買ってよこした。
(あとから折半になった。
若夫婦の狭いアパートに八段飾りなんて置けるわけがなく、
夫の実家の蔵にしまわれた。
雛祭りが近づけば、
準備をしに義父母の家に行き、
雪の積もる中、
義父が蔵から大荷物をだしていてくれていた。
(八段飾りが引越しか？と言うくらいの箱の量！
雛祭りは
準備と片付けの祭りにもなった。
わたしがつい、
義母の一言を思い込み、
それからはどちらの親が買うとかの話になり
孫を挟んで、うちの孫だから、とか
いや、嫁の親が払うもんだ、になった。
みんなが、
わたしの娘に、
孫に、
愛情があることや
健康を願ったり
いつも大事に思っていることを知って欲しい。
みんな
あなたが大好きで
こんなにたくさんしてあげたい。
これはばーちゃんが選んだ、
これはじーちゃんがお金出した、
この家の孫だから、
この息子の娘だから、と。
仙台に越す時、
お雛様とお内裏様だけを持ってきた。
義父母とわたしの両親の愛情とお家騒動の混乱が詰まった雛飾り。
全ては孫が愛おしくて、
愛情を主張してたラブコメだったな。
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