↑昨日の記事のつづき。











わたしは、大きな鏡が割れて

それがピアノにぶつかって

新しいピアノが壊れたんじゃないかと

驚いた。



いつもケンカする弟が

隣でおっこられる〜〜♪と喜ぶ。




母はとっさに、

めぐみがやった!!!と

その通りのことを言う。




父に怒られる!!と怖くなった記憶。





父は


子どもが怪我したらどうするんだ!!と叫び


わたしは父に心配されたんだと思ってホッとしたこと。








そして

母の記憶は。。






たしか、お父さん、、

ピアノがピアノがっていって、

ピアノの話しかしてなくて、





お母さん

またお母さんのせいにされるって

思った。




あの頃大金だしてピアノ買って

お父さんピアノのことばっかり気にしてたと思ってた。








母は、

めぐみがやった!と言ったのも覚えてないし、






父が

子どもに怪我があったらどうする!

といったのも覚えてない。






母の気持ちは、

またわたしのせいにされる!!

それが嫌だった!!








怖い?

怖くない。


すっごい嫌だった!!!

お父さんの話がすっごい嫌で

もう聞きたくなかった!!






わたし勘違いしてた。

わたし思い込んでた。



母はやっぱり強かった。


母は父に怯えてなどいなかった。





母は父が嫌だった。

母は父のお説教も、それに伴う暴言も、暴力も

ただ嫌いだった。





だから、ぶすっとしてた。

だからあんな真一文字に結んだ口で

宙をただ見て

お説教が終わるのを待つ。


言い返すと言い返され、

やり返すと力では勝てない。




怖さで震えていた母ではなく





怒りで震えていた母。







怖くない。

イヤだった!!!






母はイヤな時に貝になる。

貝は怒りだ。











それを聞いたら、

父がわたしに話した記憶がパパパっと

現れた。






お父さんは、お母さんほど逞しい人を知らない。

仕事帰りに、

農道を自転車にのった人が

子どもおんぶしてカゴさいっぱい荷物入れて

両脇にも荷物もって、


すごいスピードで走るすごい女がいると思ったら

お母さんだった。






お母さんはさ、

若い時から強かった。

ヒールのブーツ履いてさ、
タバコふかしてさ、
かっこいい人だった。


お父さんはお母さんほど逞しい女は知らないよ〜






父も母が強いことは知っていたんだ。






なんだ。

母はわたしが思うよりずっとずっと逞しい。




わたしがたとえ、父のようになり

母がまた貝になっても

怖いんじゃなくて

怒ってるのかもしれない。






父はこうもよく言った。


お母さんほどじょっぱりな女みたことねぇ。

(じょっぱり→いじっぱり)








母は

怖くない!ただイヤでイヤで。。

って言って


わたしは自分が怖かったから

母も怖がってた、って勝手に思った。






ねーあんたそれよりさあ、

ケーキはどうなった?焼けた?






貝になったかと思えば

ケーキが気になり、

2人で同じ場面を思い出し、

まるで違う話をする。







負けず嫌いな母も面白い。








まだまだ母と色んな話をしてみたい。

わたしの勘違いはまだまだつづく!






トークショースナック青森
えふりこきとじょっぱりの会!
あどわんつか、だよ〜〜(あと少しだよ