こんにちはチョコ
 
 
 

大門って
凄い景色が広がってますね〜
 
いわゆる大門と
東京タワーと六本木ヒルズが
1枚の写真に収まる風景〜
 
 
さてさて。
 
 
皆さんお待ちかね?チュー
(って待ってないか〜w)
 
 
 
昨日のブログの続きです!
 
 
 
昨日は鍼灸を終えて
身体が軽くなりながら…
 
 
早速
鍼灸の先生お勧めの
漢方クリニックへ
行って参りましたOK
 
 
 
わたし
ここの漢方クリニックの先生
 
 
 
ただのよくある
その辺の漢方薬剤師さんが
やっている漢方かと
思っていたのです。
 
 
が…
 
 
経歴を見たらまぁ〜
びっくりポーン
 
 
元々は慶応大学などで
外科医をしていらっしゃった
お医者様でした。
 
 
外科医として
がん治療をしながらも
 
治らない患者がいる事を実感し
西洋医学の限界を感じ
 
そこで東洋医学の漢方と出会い
本格的に勉強を開始
 
 
漢方をがん治療に
取り入れながら
治療に当たって来られた
有名なお医様でした!!
 
 
著書も沢山
出されているようです!
 
 
 
そんな凄い先生に
見て頂いただなんて
 
 
と後から
びっくらこいております〜笑
 
 
 
ポーンポーンポーン
 
 
 
 
場所は大門。
 
 
この辺りは
私はあまり馴染みが無く
都会でありながら
下町っぽい
オフィスビルの狭間で
キョロキョロしちゃいました。
 
 
途中、雪がチラついてきて
傘を持ってない私は
コートが雪まみれになりながら雪の結晶
 
 
若干迷ってなんとか
クリニックに到着。
 
 
クリニックは
まるまる1棟
個人ビルとなっていて
立派だわ〜!
 
 
ってなりましたポーン
 
 
中へ入ると
 
 
受付の方が
(たぶん先生の奥様)
 
 
雪で濡れている私に
優しくタオルを差し出して
下さいました雪の結晶笑い泣き雪の結晶
 
 
その心遣いが
早速優しい〜
とホッコリしましたラブ
 
 
1階は受付と待合室だけの
こじんまりとしたフロア
 
 
コロナ対策もあってか
完全予約制にしてあるようで
 
 
待合室は帰る患者さんと
これから診察する患者が
入れ替わるのみで
 
 
私1人専用の贅沢な空間
という感じでした。
 
 
どことなく雰囲気が
杉ウィメンズクリニックの
あのこじんまりとした
アットホームな空気感に
似ていました。
 
 
総合病院のように
せかせかしていないと
言いますか
 
 
個人でゆっくり
腰を据えて
快適な空間で
診療に当たっている
佇まいを感じました。
 
 
ここのクリニックは
内科やがん治療など
多岐にわたる診療を
してくださるようです。
 
 
 
私の場合は
妊活漢方
の予約枠になります。
 
 
 
待合室で問診票を
記入していると
 
 
私の前の患者さんが
診察を終えたようで
エレベーターから降りてきました。
 
 
どうやら診察室は
2階のよう。
 
 
そして
それと入れ替わりに
2階へどうぞ〜と
受付の方に丁寧に
エレベーターへ案内され
 
 
私1人
エレベーターに乗り込み
2階へ降り立つ!
 
 
おそるおそる
中へ入り進むと…
 
 
奥から
「どうぞ〜」
 
という声が聞こえてきた。
 
 
 
女の子「失礼します〜」
 
 
と声をかけて
室内へ入る
 
 
ドキドキハートブレイク
 
 
 
犬←漢方の先生 女の子←私
 
 
犬「はいどうぞ〜。こちらにお掛けくださいね」
 
と優しい声が聞こえた。
先生の第一印象はとても穏やかそうな落ち着いた丁寧な方。という印象。
 
 
女の子「宜しくお願いします」
と頭を下げて問診票を渡す。
 
犬「はい〜。えっと妊活中ね〜。いつから不妊治療されていらっしゃるのですか?」
 
女の子「えっと…2017年頃からなので…何年でしょうえーん?4年近くなりますかね〜?」
 
犬「そうですか〜。2017年からですか。それは大変でしたねぇ。疲れちゃいますねぇ。2017年から不妊治療頑張って来られたらそれは疲れちゃいますよ〜」
 
女の子「あはは…そ、そ、そうですねぇ💦」
 
犬「どうゆう治療をしてきたのですか?」
 
と聞いてくださったので、私は事前に纏めて行った治療歴のファイルを開いて先生に見せました。
 
 
 
 
女の子「体外受精で移植を過去6回してきました。ですが一度も着床した事が無く、全て陰性です。なかなか着床すらしない状態です。。。」
 
 
犬「そうですか〜。6回も移植されて。大変でしたでしょう〜。それは大変でしたよ〜。聞いただけで疲れちゃいます。それはさぞ疲れたでしょう〜。」
 
 
と、先生は
 
「さぞ疲れたでしょう」
 
と労いの言葉を
口にしてくださいました。
 
それを聞いて…
 
そっか〜
私は疲れてたのか!
 
となんだか
気付かされましたニヤニヤ
 
 
でも、大変だったでしょう〜?
 
って言ってもらえると
分かって貰えてる感があって
少し救われた気持ちになりました。
 
 
そこから
問診が始まりました。
 
 
 
 
犬「クリニックはどこに通っていらっしゃるの?」
 
女の子「今は新宿アートクリニックです」
 
犬「ああ。なるほど。生理周期は安定してますか?」
 
女の子「排卵のスイッチが入りにくいようで、自然だと排卵せずに基礎体温が2層にはなりません。点鼻薬で排卵のスイッチを入れると排卵はしてくれるので、今は毎周期、点鼻薬で排卵させています。あとは子宮内膜増殖症を持っていまして、半年に一度がん検診をしながら経過観察しています。昔から不正出血がしやすくて、不正出血で移植が中止になったりとかもよくあります。」
 
と、自分の状況をバババーっと説明し、先生はそれを、私の目を見て相槌を打ちながらも、ひたすらPCカルテにそれを打ち込んでいらっしゃいました。
 
犬「持病はありますか?」
 
女の子「はい。喘息と高血圧です。」
 
犬「喘息は子供の頃からですか?」
 
女の子「いえ。大人になってからです。約10年前くらいからです。」
 
犬「高血圧は?」
 
女の子「高血圧は不妊治療を始めたタイミング頃から通院しています。健康診断で引っかかって…」
 
犬「なるほど。あとはありますか?」
 
女の子「あ、これは先日の一般血液検査の結果です。なんだか低血糖だったようで…。」
 
犬「うん。それで?」
 
女の子「これは、たまたまですか…ね?」
 
犬「たまたまですね。」
 
女の子「そ、そうですか💦」
 
犬「お薬は今、これを飲んでるんですね。」
 
と言って、私が纏めていった今現在飲んでいる薬やサプリのメモ用紙をじっくり見てくださいました。
 
そして、その横に、前のクリニックの漢方外来で以前飲んでいた漢方薬の残薬も記載しておいたのですが、それを先生は見てくださって…
 
 
犬「この漢方、飲んでいたのですね。いや〜これはこれは。高い漢方を…。これは金儲け主義の出す漢方だなぁ。。。よく頑張って来られましたね。高かったでしょうに〜。いやぁ〜これはこれは。」
 
と、飲んでいた漢方薬の名前を見て、先生は嘆きのような声で呟いていらっしゃいましたニヤニヤ
 
犬「これ。貴女と全く同じような漢方を過去に飲んでましたって持って来られる方、他にもいらっしゃるんですよ。全く同じ内容ですね〜。人の身体は一人一人違うのに、皆一様に同じような処方をする。いやぁ。。。金儲けだなぁ。。」
 
女の子「あはは…そ、そうですか…滝汗 この漢方2年間飲みました。今はやめちゃったのですが、結構余ってて捨てるのは勿体ないしどうしようかと思っていたんです。」
 
犬「いや〜捨てるのは勿体ですよ。これは上手く使っていきましょう。使えるものが無いかちょっと考えます。」
 
女の子「はい!お願いします!」
 
犬「とりあえずはまず、診察しますね。舌を見せて下さい。」
 
と舌診をされました。
舌診は前の漢方でもいつもお馴染みでやっていました。
 
先生は何も言わずに、PCにその所見を書き込んでおりました。
何て書いたのかな?と画面に目をやると、
チラリと紫がかった舌』という言葉と瘀血』『冷え性』という言葉が見えました。
 
 
犬「では次は、ベッドに寝て頂いてお腹を診せて下さい。」
 
とベッドに横になり、ワンピースだったのでタオルケットを貸してくださり、それを下半身にかけてお腹が見えるように出し、先生がお腹を触って腹診をします。
 
腹診は前の漢方では無かったので初めてです。
 
先日、鍼灸の先生のブログを読んで知ったのですが、
漢方には大きく分けて「中医学」と「日本漢方」という二つの流派があるそうです。
 
中医学は舌診や脈診を得意とし、腹診はしないそうです。
これに対して、日本漢方は腹診を得意とするんですって。
 
確かに私の前の漢方の先生は中医学と名乗っていましたから〜
だから腹診は無かったんだな〜とか納得しました。
 
っと余談をしてしまいましたが。
 
そうして、お腹の至る所を先生は押しながら
 
犬「ここを押すとどうですか?変な感じしますか?」
 
などと聞かれ
 
女の子「そこは大丈夫です。あ、そこはちょっと痛いです。そこは変な感じします。」
 
 
などと答えます。
何となくお腹の上の方は何ともなかったですが、下腹部の辺りを触ると硬くて痛い感じがありました。腹診を終え再び椅子へ戻る。先生は感染症対策か手を洗いに行ってから戻られました。
 
 
そして、いよいよ。
先生は静かに語り始めました。
 
とっても落ち着いた口調で。
 
 
犬「僕がね。慶応大学で働いている頃。ここの後ろの本棚に沢山並んでいる、漢方全集の著者であるその道のプロ。大ベテランに言われた事があるんです。」
 
後ろの本棚に目をやると、色んな東洋医学の分厚い本がズラリと並んでいた。
 
 
犬「妊活において大事な事は、お腹の中にある大きな岩をまずは取り除くこと。それをしないといくら高度な治療をしようとも妊娠はしないと。」
 
女の子「岩…ですか??」
 
 
犬「ええ。私も最初は言っている意味が分かりませんでした。でも学んでいくうちに分かりました。つまり腸活が大事なんです。」
 
女の子「腸活ですか?」
 
犬「はい。腸活です。今、貴女のお腹を診させて頂きましたが、貴女のお腹は岩みたいです。硬いです。とても張っていました。」
 
女の子「確かに。私、ここ数日お腹が張ってて、なんでこんなに張ってるのかな〜?とは思っていました。」
 
犬「その岩を取り除かないとダメです。それを取り除かないと、いくらこのような高い漢方や薬を飲んでも、貴女何にも効いてないですよ。まずはこれを取らないと漢方飲んだって無意味です。」
 
 
先生は、物言いはとっても静かで柔らかいですが目は真剣でした。眼光が鋭かったです。
 
マスクをしていますから表情が分かりにくいのもありますが…それにしても目力が鋭くて、ちょっと怖いとさえ感じました。
 
 
犬「まず、貴女は下剤を飲んで、全て綺麗に出す事から始めなければなりません。今のままでは滞っていて血流も悪く、漢方を飲んでも効かないでしょう。良いですか?まず、2種類の漢方を処方しますので、これを3日間飲んでください。」
 
女の子「は、はい!」
 
犬「これはお腹の中をお掃除する為の下剤です。良いですか?3日間飲むんですよ?下剤ですからお仕事との兼ね合いもありますが飲めますか?」
 
女の子「そうですね〜。この下剤は結構出るのでしょうか?下痢のように…」
 
犬「そうですね。僕がこれを処方した7割の方はこれを飲んでも何も変わらないと言う方は多いです。」
 
女の子「そうですか〜。今在宅ワークなので、うまく調整すれば飲めると思います。」
 
犬「まずはコレを3日間飲んでください。これを飲んだ後に、次はこちらの別の漢方を出しておきますのでこっちを飲み始めてください。良いですか?分かりましたか?まず下剤の漢方を3日間飲んでから、次にこちらの漢方を開始ですよ?分かりましたか?」
 
女の子「はい。分かりました。」
 
犬「ちなみに漢方と言うのは、食前の空腹時に飲まないといけません。食前と言うと皆さん、食事前に飲んでその後すぐにご飯を食べちゃう方がいらっしゃいますが、それは食前ではありません。食事からせめて30分前までに飲んでください。そうしないと漢方薬の効き目は半減、もしくは1/3以下になってしまいます。もしくは食事から2時間後の食間でも良いです。とにかく空腹時に飲んでください。1日3回食前に飲んでくださいね。」
 
女の子「はい。わかりました。」
 
犬「うん。そしたらそれをまず今すぐ始めてから、年内にもう一度いらっしゃい。次の手はそれからです。」
 
女の子「は、はいっ!」
 
 
ここで、昨日のブログの最後に書いた衝撃の言葉が飛び出します。
 
 
犬「貴女、6回も既に移植していて一度も妊娠してないんですから、貴女はこのまま同じような治療を続けても妊娠なんてしないですよ。」
 
 
女の子「は、はい。。。チーン
 
 
犬「その岩を取り除かないとダメです。良いですか?まずはそれからです。」
 
 
 
漢方の先生は真剣でした。
私の目線を直視して。
眼光鋭く、直球でした。
 
核心をつくような直球で、正直怖かったです。
 
 
いや…先生ご自身はとても温和な優しい方でした。
真面目でとても穏やかで静かな物言いの。
 
鍼灸の先生が言っていた通り、優しい雰囲気のある先生でした。
 
でも、直球のその眼光が
良い意味でなんですが…怖かったです。
 
 
犬「それと…この余ってる漢方を使わないとなぁ〜」
 
と先生は呟きながら、私がメモをしていった漢方の残薬の名前をPCで検索して何やら効能を調べたりしておりました。
 
そして…首を傾げながら…
 
犬「うーん。違うなぁ、、、これじゃない。」
 
と言いまして…
 
犬「とりあえずは、まず今言った漢方をやってきてから、次回また年内にもう一度お越しください。」
 
との事でした。
余っていた漢方の残薬は、今の私の状態にはそぐわないもののようでした。
 
女の子「はい。わかりました。ありがとうございました!」
 
と挨拶をし席を立ち…
 
あ、そうだ。鍼灸の先生からの紹介で来たと言うタイミングを逃した事を思い出しました。
 
なので、席を立ってから去り際に…
 
 
女の子「あ!あの!!!○○治療院(通ってる鍼灸院の名前)からの紹介で今日ここに来ました!」
 
と伝えると、今まで眼光鋭かった漢方の先生の目尻が急に下がりまして…
 
満面の笑みになり…
 
 
犬「ああ〜!そうですか〜笑 ○○先生からの紹介でしたか〜笑 いや〜そっかそっか〜そうでしたか〜笑 あははは〜」
 
と優しい笑顔で笑っていらっしゃいました。
 
 
女の子「鍼灸の先生から、先生に。宜しくお伝えくださいと伝言貰っていますニコニコ
 
 
と伝えると、漢方の先生はニコニコ笑いながら、カルテに鍼灸院の名前を記載しておりました笑
 
 
 
 
最後、鍼灸の先生の
名前を出したら
それまでの緊張感はどこへやら
 
 
一気に空気が綻びました照れ
 
 
最初に言えば良かったなー
とか思いましたw
 
 
そうして診察室を出て
1階へ戻り
会計をしました。
 
 
今日は初診料(2200円)
がかかったため
3700円ほど支払いました。
 
 
そして処方された漢方薬は
近くの薬局で処方されるようで
薬局を案内して下さいました。
 
 
テクテク歩いて5分くらい
薬局へ到着。
 
 
ここの薬局の薬剤師さんが
これまた凄かった!!
 
 
のですが。。。
 
 
これまた文字数オーバーになるので
続きはまた別記事で書きますねてへぺろ
 
 
 
それにしても〜
 
 
 
先生の佇まいやオーラからも
ひしひしと
本物感を感じました。
 
 
先生のお人柄は
穏やかなのに
その奥にある揺るがない
信念を感じましたよおねがい
 
 
そして、鍼灸の先生が
いつも言っていたのですが
 
本当に患者さん想いで
金儲け主義じゃないところが
この先生を大好きな理由
の一つなんだそうです。
 
 
処方された漢方薬のお値段も
1400円程度で
本当にリーズナブルでした。
 
 
前の毎月5万円以上に比べたら
本当に安いです。
 
 
 
次回は
 
 
そんな
処方されたお薬のことや
飲んでみた効果や感想も含めて
また改めて書きたいと思います〜おねがい
 
 
 
帰りに
お腹が減ったので
上島珈琲店で
パン食べました
 
 
 
 
 
 
 
実はここの漢方薬局に
通っている方から
事前に
メッセージを頂いて
 
近くにオススメの喫茶店があると
教えて下さいましたキラキラ
 
 
本当は
ぜひその喫茶店に
入りたかったのですが
 
 
薬局と少し離れており
漢方のクリニックまで
戻らなきゃいけなかったので
今回は諦めてしまいました。
 
 
次回は
空いていたらぜひ
そこの喫茶店に入ることを楽しみに
行きたいと思っていますコーヒー