プロデュースフォースの代表プロデューサー神田卓也氏らにより、ソーシャルゲームのリリース後の運用についての講義。
・ソーシャルゲームの運用フェーズは、立上げフェーズと違い、収益化が重要視され、継続的な集客と収益化のために終わりのない改善を繰り返す、長距離走とも言えるフェーズである。
・運用で必要なポイントは
(1)ユーザーを増やすための集客、
(2)ユーザーを楽しませ、定着させるための価値づくり(コンテンツ力)、
(3)価値を提供したユーザーから収益を得るマネタイズの3つである
・機能改善・運用のPDCAは1~2週間でまわすことが重要。優秀なディレクター、プランナーはスケジュール管理とクオリティアップの両者をバランスよく実現できる人間である。
・ローンチしてから3ヶ月程度はDAU増加や継続率向上のための施策に注力することが重要で、DAUが安定してからイベント等の施策を行った方が、長期的に収益を見込めるコンテンツとなることが多いようである。
・デバッグ・品質管理はKPIの維持・向上のためには軽視してはいけない。ソーシャルゲームの知見が豊富な人間もアサインさせた体制やフローの構築が必要である。
・課金ユーザーは、現状のものにプラスアルファとなる要素を求めており、ディレクター、プランナーが力を注ぐべき部分はこれを考えだすことである。
といった内容で、具体的な数値や実務資料を紹介しながら講義が展開された。この他にも、上記を実現するための組織の構築や、イベント・キャンペーンの運用方法、最適なカスタマーサポート、運用上のリスクなど、講義の中身はかなり現場に即した、濃いものであったと思われる。iPhoneとAndroidアプリの違いや注意点などにも時おり触れられていたのも時流に即しており、興味深かった。
また、今回はカリキュラムの終盤であることもあり、テーマは「運用について」だったが、8日目講義までは企画の立て方や新規コンテンツ立ち上げにあたってのスケジュールや仕様作成、組織構築の方法などの講義や実習が行われており、受講者に聞いたところ、こちらも実務経験に基づいた実践的なものであったとのことだ。
■最新の事例を用いたプロモーション手法の講演
2コマの講義は、当サイトでもお馴染みのイントロム取締役副社長 小原聖誉氏による特別講演が行われた。「スマフォゲームにおける広告手法」と題した講演であった。
アプリの知名度(有名IPであるなど)の有無、予算の大小といったケース別の“鉄板プロモーション“を、最新の具体的な事例を分析しながら説明。AppStore、GooglePlayでのランキング上位を獲得することの必要性とその方法、効果的なアイコンのクリエイティブなど、こちらも前述の講義に負けず、実践的な内容となっていた。
【上記はほぼ転記 出典は以下】
http://gamebiz.jp/?p=89454