25日は通院(診察)の為に会社を休みました。
朝、起きる時間はいつもと同じに6時です。
予約時間は8時ですが受付の機械が作動するのが8時からで大勢の人が並んで密になるのでわざとバスを1台遅らせて8:04に受付しました。
朝の時間帯のバスは外来患者よりも病院で働く医療従事者の方が圧倒的に多いです。
みんな会話はつつしんで無言です。
待ち合いはコロナのせいで次第に患者さんは少なくなりました。
一般の患者さんは感染が怖くて病院に行くのを控えているので病院の経営はどこも大変だそうです。
私が毎月通院している近所のクリニックもいつもガラガラです。
ここは薬の処方箋をもらうだけで診察はあまり受けません。
私は乳がん手術を受けた病院は遠いために、抗がん剤治療と放射線治療を受けるのは30分程度で通える近隣の病院に転院して通院歴はもう7年になります。
最初のうちは週に2回開催されているがん患者のサークルに参加していたのですが、時間帯が合わなくなりもう何年も行っていません。
乳がん、大腸がん、子宮がん、胃がん、卵巣がん、ほとんどの患者さんは30代から70代の女性です。
昨日、安倍総理の退陣記者会見を見て、もしや大腸がんではないだろうか?と、とても心配しました。
フェイスブックで友達になったのは8年以上前のこと。
総理になる直前で、私も乳がんが発覚する直前でした。
フェイスブックの友達限定で自民党本部のイベントに招かれて初めてお目にかかりました。
とても感じのよい立派な方です。
安倍さんが外務大臣を務めていた頃、北朝鮮の拉致問題に尽力されて、拉致被害者の方たちを連れて帰って来たときからファンになりました。
マスコミはスキャンダルな部分だけを取りあげて叩きますが、経済政策、外交政策など立派に成し遂げられたことも多いのです。
病気で辞任することは本人が一番辛いのです。
任期満了の来年の秋まで続けたかったはずです。
それをコロナ問題から逃げたとか、途中でホッポリ出したとか非難するのは簡単ですが、では誰がそれを代わりに出来ますか?
話がそれましたが、大腸がんの話に戻ります。
患者サークルの中で大腸がんのステージ4の若い主婦の方がいて、彼女は脳に転移しガンマナイフの治療を受けたそうですが、その後は全くお会いしていないので、お元気なのかは分かりません。
もう一人、会の運営のメンバーだった主婦の方も大腸がんで、その方のことも気になっていました。
私が骨転移して毎日、放射線治療に通っていたのは5年前です。
先日の診察日に放射線科の先生から、「もう5年になるのね。もう大丈夫よ」と言われて胸が熱くなりました。
その後は会に参加する機会もなくなり、メンバーもだいぶ変わってきたと思います。
3カ月ごとの診察日にそれとなく知人の姿を探すのですが誰とも会いません。
きっと完治したのだと思うことにしました。
コロナのせいで患者会も開催出来なくなりました。
クリスマスのイベントも今年は中止でしょう。
早くコロナが終息して、イベントでみんなの元気な姿を見れれる日が来ることを願っています。