女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった。63歳だった。早すぎる。

 

岡江さんは去年の末に乳がんの手術を受けていたそうだ。

その後、放射線治療を2月まで受けていたとのこと。

 

免疫力が低下していたのが影響したとかニュースでやっていた。

 

すごく驚き、ショックだった。

 

私も抗がん剤治療を受けていた期間は看護師さんから感染症に気をつけるように言われ、何処に行くにもマスクに手袋、帽子、眼鏡をつけていた。

 

私が手術を受けたのは6年半くらい前。

 

もう大丈夫だと思っているが術後1年半で骨転移した時はものすごくショックで、なんの為にあんなに辛い抗がん剤を受けていたのか、と泣けてきた。

 

その後また放射線治療を20回受け、ランマーク注射を毎月受けていた。

 

ランマークは2カ月おきになり、3カ月おきに変わり、4カ月おきでも良くなった。

 

ランマークの注射代は毎回1万4千円以上かかり、大きな負担だった。

 

放射線治療もすごく高額だ。

ガンになると多額の医療費がかかる。

会社に勤めていて、会社のグループ保険に入っていたので、入院、手術、治療費などはまかなえたが、今は短期派遣の身分で固定収入は無い。

生命保険にも入れない。

 

今度病院に行ったら保険に入れるか相談してみよう。

でも今は病院の相談室もそんな余裕は無いかも知れない。

 

私が通院している病院はコロナ患者が溢れているらしい。

救命救急病棟は別棟だが怖い。

 

がん患者にとってコロナウイルスは恐ろしい天敵だ。

 

私は現在、自発的に仕事を休んでいる。

日給は出ないし収入は減るが、命を守るためだ。

 

会社は人員が2割くらいしか減っていない。

テレワークなんか出来ない仕事なのだ。

 

「密」があふれている。

 

「密」の通勤電車に乗って「密」の職場に通っているのだ。

 

明日から「いのちを守るステイホーム週間」です。

 

決して他人事だとは思わず、自覚しましょう。