韓国映画 作戦 THE SCAM (2009年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

日本ハムさん「アジア食彩館」の「ビビンバ」が好きで、週に何度かはいただいてます。

Twitterはやりません。

 

昨日の夜、チャン・フン監督の第1作、『映画は映画だ』(2008年)を久しぶりに観たんですが、やっぱり凄い映画ですね~( ゚ー゚)( 。_。)

観返したらまた新しいことに気づいたように思います。

 

また昔に観た韓国映画をもっと観返したいですよ。

 

 

 

 

 

2020年3月6日~15日に開催!

第15回大阪アジアン映画祭

OAFF2020

 

 

 

 

 

公開中の韓国映画ですNEW

 

 

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

 

 

PMC ザ・バンカー

映画 『PMC:ザ・バンカー』 公式サイト

 

韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下要塞で展開する極秘ミッションを描いたサバイバルアクションビックリマークですドンッ

 

 

 

もちろん『パラサイト 半地下の家族』(2019年)も公開中音譜

 

私もあと2回かそれ以上は劇場で観たいけど、でも、なんかタイミング悪いですね汗

新型コロナウィルスも心配汗

 

 

 

2月24日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

史上最大のマネーゲームが、今始まる。

勝ち残る奴は、誰だ!?

 

 

 

パク・ヨンハ主演

 

 

 

作戦 THE SCAM

 

 

作戦 THE SCAM
原題:작전
英語題:The Scam


(2009年、韓国映画、119分)


監督・脚本:イ・ホジェ
脚色:ホン・ウォンチャン
撮影:キ・セフン
照明:カン・デヒ
音楽:モク・ヨンジン
武術:パク・チョンニュル


<出演>
パク・ヨンハ → カン・ヒョンス 個人投資家
キム・ミンジョン → ユ・ソヨン 資産管理士(PB)
パク・ヒスン → ファン・ジョング 投資会社DGS CEO 元暴力団毒ガス組ボス
キム・ムヨル → チョ・ミニョン 証券ブローカー 投資会社ソジン・アセット 次長
チョ・ドッキョン → パク・チャンジュ テサン土建大株主
キム・ジュンソン → ブライアン・チェ 在米同胞ファンド・マネージャー 本名チェ・ホンマン
イ・ドンヨン → ハン部長 ファン・ジョングの手下
チョ・ジェユン → イ代理 ファン・ジョングの手下
パク・チェウン → トクサン ファン・ジョングの手下
シン・ヒョンジョン → ウ博士 別名 株式殺人魔
クォン・ヒョンジュン → キム・スンボム室長 アナリスト 教祖
ユ・スンモク → ユン・サンテ 教授
キム・スンフン → イ・ジェハク 金融監督院 調査6チーム事務官
チョン・ググァン → パク・ウォンソク マサン(馬山)創投
イ・ヨンイ → ヒョンスの母
パク・ヨンヨン → カン・ジュンス ヒョンスの弟
ペ・ホグン → パク・チヒョク ヒョンスの友人 プログラマー
キム・ヨンフン → ナム・ゴヌ ユ・ソヨンの秘書
パク・パリョン → 金バッチ国会議員
イ・ウンジ → セクシー女 ミヨン
キム・ドンチャン → 金融監督院 調査6チーム長

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 


解説: 人気韓流スターのパク・ヨンハがデイトレーダーに扮し、仲間たちと一攫千金の勝負に挑むサスペンス・ドラマ。株に手を出して借金を背負ってしまったヒョンスは、その失敗を糧に独学で相場を学びプロの個人投資家となる。やがて元ヤクザのジョングから腕を買われた彼は、エグゼクティブたちの資産を管理するソヨンや仕手株界のエースであるミンヒョン、大株主のチャンジュら凄腕のメンバーが顔を揃える巨額の仕手戦に参加することになる。(映画.com

 

映画.comさんのあらすじ、なんか違う・・・(^_^;)

 

 

『作戦』はパク・ヨンハさんが最後に主演した映画作品です。

 

パク・ヨンハさんはこの映画が韓国で公開された翌年、日本でも1月に公開された2010年6月30日に亡くなられました。

 

日本では歌手としても人気だったんだけど、また『冬のソナタ』(2002年)の主演のうちの一人としても有名です。

 

私はパク・ヨンハさんの出演した映画を観たことがなく、観てないことが気にかかってました。

 

だから、『作戦』をこうして観れて、良かったです。

 

Park Yong Ha JAPAN OFFICIAL SITE

(パク・ヨンハさんの公式サイト)

 

『作戦』のパク・ヨンハさん、素晴らしかったです。

役作りも精巧ですね。

 

 

わかる人にはわかるんでしょうけど、『作戦』は私には難しい映画で、人さまに説明するのは無理ですねあせる

説明しようとしたら、大部分よそさんから「コピペ」することになるので・・・。

 

なんしか、韓国映画史上初めて〝株の世界〟を本格的に扱ったとのことで・・・そら難しいわ、私には。

 

でも、観る分にはぜんぜん大丈夫でしたよ(^-^)

 

こんな話です。

 

本来は演劇の方で頑張ってた豊かでないけどこのままでは終わりたくない青年、カン・ヒョンス(パク・ヨンハ)は、就職しようとしても上手くいかず、先輩にも騙され、ふと出会った1冊の本をきっかけに、5年、努力して株のデイトレーダーになります。

10億ウォン稼ぐことを目標にね。

 

 

で、上手いこといってたんですが、カジノで出会った色っぽい美女とも上手いこといったと思ったら、それが罠で、怖いおじさん、ファン・ジョング(パク・ヒスン)が登場。

 

 

ファン・ジョング(パク・ヒスン)は毒ガス組のボスでしたがいろいろ考えて投資会社DGSキャピタル&ホールディングスを設立して裏社会から足を洗おうとしていた。

「DGS」は毒ガス組のイニシャル(^_^;)


監禁されて脅されて、株価操作を仕掛ける裏工作チームに協力するハメになったヒョンスは、、業績不振の建設会社と環境ベンチャーとの合併を背景に、600億ウォン規模の壮大な仕手戦を繰り広げることに。

 

ま、それならそれで、我慢して頑張れば何とか切り抜けられそうに思えたんですが、渡る世間はもっと怖い。


ジョングとチームの参謀チョ次長(キム・ムヨル)の企みによってヒョンスは窮地に追い込まれていく・・・のだったあせる

 

 

ファン・ジョングを演じるのはパク・ヒスンさん・・・善でも悪でも、どっちを演じてもかっこええですね~。

 

でも善の役でも、いつもちょっと悪が入ってる印象ですね。

 

 

証券会社に勤めつつ、ジョングのアドバイザーを務めるチョ・ミニョンを演じるのはキム・ムヨルさん・・・ごめんなさい、この役はかっこよくないですわ~あせる

 

その代わり、超・憎たらしいです。

 

 

ジョングの仲間のファンド・マネジャー、ブライアン。

米国生まれなのかな。

演じるのはキム・ジュンソンさん・・・超・うさんくさいんです(;´∀`)

 

そしてやっぱり憎たらしいむかっ

 

 

ジョングのヤクザ時代からの手下。

 

けっこう前半、笑えます。

私は『ミラーズ・クロッシング』(1990年)を思い出しました~。

 

チョ・ジェウンさんが一番、馴染みがあるけど、ヒゲのイ・ドンヨンさん、巨大なパク・チェウンさんもいっぱい映画に出てはります。

 

 

お金の扱いに慣れた女、ユ・ソヨンを演じるのはキム・ミンジョンさん。

 

私がこれまでに観た出演作は『僕らのバレエ教室』(2004年)だけなんだけど、大人になりましたね~、あの映画では高校生の役やったし。

 

役にはピッタリでしたね。

 

 

 

ま、最大極悪なファン・ジョングよりも、金が全て、金があれば何してもいい、みたいな卑しい小者感漂いまくるチョ・ミン二ョンとブライアンの二人がイヤでしたよむかっ

 

ホステスさんの横っ面を札束ではたいていじめる場面では久しぶりに激怒しかけましたがな。

 

あと、欲深なおじさんの役でチョ・ドッキョンさんも出てはりまして、またそうゆう役が似合うんですよね~。

 

 

詳しくは書きませんが、後半、登場してくる「ウ博士」・・・この人も好きにはなれないな~。

頭はいいんでしょうけどね、その分、人として大切な何かを失ってるタイプで、人間、バカでも貧乏でも善人の方がなんぼかええよ。

死んだら、一緒。

 

演じるはシン・ヒョンジョンさん。

 

映画の最後を締める、ある人物を演じるのはチョン・ググァンさんです。

この方の言葉に、ハッとさせられましたよ。

 

박용하&조PD - MONEY

エンドロールで流れるパク・ヨンハ&チョPDの「MONEY」音譜

 

 

イ・ホジェ監督は、この『作戦』のあと、2015年に『ロボット、音(ソリ) 로봇,소리』って作品を監督しておられます。

 

 

主演がイ・ソンミンさん、イ・ヒジュンさん、イ・ハニさん、キム・ウォネさん、そしてやっぱりチョ・ドッキョンさん、からの~、シム・ウンギョンも!!・・・ねはてなマークメチャクチャ観たくなるでしょ!?

 

行方不明になった娘を10年も探し続け、ある島にたどり着いたヘグァンは、宇宙から漂着した衛星ロボットを見つけ持ち帰る。そのロボットは世界中の声を認識する能力があり・・・って映画なんだそうですけど、観たいわ~。

 

2017年の大阪アジアン映画祭で上映されたそうですが、リュ・ジュンヨルくんも出てることですし、今からでもDVD発売してほしいものです。

 

[ 로봇, 소리 ] 메인 예고편

「ロボット、音」 メイン予告編

 

あ、シム・ウンギョンはロボットの声やわ、おそらく・・・ひらめき電球

 

 

難しい、難しいと書きましたが、それでも主人公の立場になった気分の2時間を体験させてくれる、難しくても十二分に楽しめる作品ではないでしょうか。

 

私もわからないところもあるけど、大筋でちゃんと観えてました。

難しくっても韓国映画なら大丈夫。

 

最後、納得のできる終わり方だったし、頑張って観た疲れとともに感動もありました。

 

お金を稼ぐのもええけど、株の世界も弱肉強食だし、冷静に見れば醜い奪い合いだと気づかせてくれ、この世の仕組みについて考えさせてくれるような、信念に基づいた映画だと思いました。

 

韓国映画にはいつも「強い正義」がある。

 

でも、そこまで重苦しい映画でもないです。

 

いわゆる「マネーゲーム」を題材とした映画作品の中でも、とてもいい作品ではないでしょうか。

 

観てない方は是非。

 

でわ、またです、アンニョン(^.^/)))

 

 

 

天国のパク・ヨンハさん・・・また一人、この映画を観ましたよ。

 

そして私はパク・ヨンハさんの国、韓国が大好きですキラキラキラキラキラキラ