イップ・マン 葉問 (2010年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

你好ビックリマーク(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

昨日の記事に続いて、実在の人物、イップ・マン(葉問、叶问)の、ドニー・イェン(甄子丹)主演による映画シリーズ、2作目について書かせてもらいます。

 

4月14日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラタバコお茶

 

 

 

 

 

イップ・マン 葉問

 

 

イップ・マン 葉問
原題:叶问2
英語題:Ip Man 2
韓国語題:엽문 2


(2010年、香港映画、109分、G)


監督:ウィルソン・イップ
脚本:エドモンド・ウォン
音楽:川井憲次
アクション監督:サモ・ハン・キンポー


出演:ドニー・イェン、サモ・ハン・キンポー、ホァン・シャオミン、リン・ホン、ルイス・ファン、ダーレン・シャラヴィ、ケント・チェン、サイモン・ヤム、デニス・トー、ゴナン・ケリー、シー・シャオロン、ロー・マン、フォン・ハックオン、ブライアン・トーマス・バレル、チャールズ・マイヤー ほか


配給    フェイス・トゥ・フェイス、リベロ     

 

 

解説: ブルース・リーの師匠として知られる詠春拳の達人イップ・マン(葉問)の半生を描く伝記アクション。1949年、家族を連れて香港に移住したイップ・マンは、詠春拳を広めるため、とある新聞社の一角に道場を開く。様々な流派の道場主たちとの対決を通してイップ・マンの名は広く知られるようになり、彼のもとに多くの弟子が集まってくるが……。ハリウッドでも活躍する香港のアクションスター、ドニー・イェンが主演を務める。(映画.com

 

 

前の記事には書けなかったのですが、私も前にイップ・マンが主人公の映画、『グランド・マスター』(2012年)を観てます。

 

ウォン・カーウァイ監督、出演はトニー・レオン、チャン・ツィイー、チャン・チェン、そして、マックス・チャン。

 

今、思い出すとドニー・イェンの『イップ・マン』とはかなり違う作品だったけど、観た時、画の美しさ、独特のムード、そして奥行きを感じる難解さがとても気に入りました。我慢しましたけどDVDを買おうと思ったくらい。

 

また観返したいです。

 

ソン・ヘギョが「葉問の妻・張永成」の役で出てるんですが、つまり『イップ・マン』シリーズではリン・ホンが演じるウィンシンですね。

張永成がカタカナでは「チャン・ヨンチェン」と表記されてて不思議な気がしますが・・・。

 

 

1作目、『序章』の続きです。

 

イップ・マン(ドニー・イェン)は妻、ウィンシン(リン・ホン)、そして息子のチュンくんとともに、香港へ移り住んでいたが、仕事もなく、やはり自分の詠春拳を人々に教えるべく、ビルの屋上を貸してもらって道場にする。

 

 

お弟子さん志望の人たちがやって来たが、若い男子ばかりで、どうも血の気が多い。

 

 

自称・一番弟子のウォン・レオン(ホァン・シャオミン)。

いいんだけど、どっか抜けたような男の子です。

 

 

ところが、そのレオンがよその武館の生徒さんたちともめてあせる

 

 

そのもめたチームのリーダー格の人を演じるのがデニス・トーさんで・・・実は別シリーズでイップ・マンその人を演じているそうです。

 

ってゆうか『序章』にも出てたよね!?

 

拉致られたレオンを救うため、イップ・マンは市場へ赴く。

 

 

話し合いで穏便にすませたかったが無理だったので、仕方なく怒涛のごとく暴れるしかなかった。

弟子思いもけっこうだが、本気出したらアカンって~あせる

 

 

そこへ、敵さん側に加勢するためにダダダダダ~と走ってきた新手の一団の先頭が前作にも出ていたカム・サンチャウ(ルイス・ファン)だったが、自分たちの敵がイップ・マンだと知って大慌てで、デニス・トーさんたちを制止。

ってゆうか止める前にひとしきり踊るのはなぜはてなマーク

 

それと~、あんた、1作目の後半で悪いことばっかりして反省もしてませんやん~!?

いつのまに改心したんや~はてなマーク

それだけは絶対におかしい(`・∀・´)

 

とにかくルイス・ファンさんが止めたことでイップ・マンたちは無事に帰れることになりそうだと思ったその時!!

 

 

くぉうらぁあああああッ!!ムキームカムカ

ものすごいデブゴンが来た。

市場のボスであり洪拳のお師匠さま。

 

デブゴンさんの隣は警察の人を演じるケント・チェンさんですが、この方は香港を占領している英国の人たちに威張られている辛い立場。

 

 

結局、暴れたことでイップ・マンとレオン、そしてルイス・ファンさんは警察に逮捕されてしまった。

そして、イップ・マンさんは何かとお世話になってる新聞社の方に、ルイス・ファンさんは奥様に、それぞれ保釈金を出してもらって出られることになったけど、お金のないレオンは出られず涙目。

 

そこで新聞社の方にさらにレオンの分のお金までお願いするイップ・マンの純粋なあつかましさが可愛いドキドキ

 

そこはルイス・ファンの奥様がしぶしぶ出されましたが(;´∀`)

 

 

そして、悲しいことですが、1作目の時、広東省の仏山でイップ・マンと仲が良く、いつも良くしてくれてたチョウ・チンチュン(サイモン・ヤム)は日本軍の銃弾を頭に受けた怪我が原因で、正気を失っていた。

 

ちょっと忘れてしまったんですが、サイモン・ヤムさんの面倒を見ているのは息子さん(鄭家星)だったと思います。

イップ・マンは彼に、私がサイモン・ヤムさんの面倒を見る、と告げるのだった(しかし実際に見ているシーンは無し汗)。

 

 

デブゴンさんこと、ホン師匠はイップ・マンに、香港で武館を開いて自分の流派を教えたいのなら、お線香が消えるまでの間、机の上で各門派の師範からの次々と挑戦を受けて、最後まで立っていなさいと告げる。

 

イップ・マンはその掟に従うことになるが、師範の皆様、モジモジしてなかなか自分から行かない(^_^;)

 

 

2名様、イップ・マンに軽くお負けになられまして、ここはやはりデブゴンさんが出たメラメラ

 

 

あくまでも冷静な無敗の人、イップ・マン。

 

 

そして、やはり凄い人感バリバリなデブゴンさん。

 

やはりものすごいことになりましたドンッ

いや~、真の達人同士の勝負、ほれぼれ致します。

 

この勝負の勝敗については、ここでは書きませんが、いろいろあってイップ・マンは、この武術協同組合の中に入ることを拒否。

そのことでデブゴンさんことホンさんの不興を買ってしまう。

 

 

そのこともあり、イップ・マンの弟子たちは、デブゴンさんの洪拳の武館の生徒さんたちとまたもめて、屋上から植木鉢(おそらく場所を貸してくれてる人のもの)を下に投げ落とす低レベルな小競り合いから、下のお店に迷惑をかけまくる乱闘に。

 

結果、イップ・マンの教室は屋上を引き払わねばならないはめに。

 

普通の先生だったら、「君たち、明日からもう来なくていいからむかっ」と言いそうなものですが、イップ・マンは「ここ、もう使えなくなっちゃったから、木人樁(Amazonで売ってます)をうちへ運んで・・・」と静かに言うのみ・・・いたたまれない、生徒としてはぜんぜんいたたまれない汗

 

ってゆうか貴様らイップ・マン先生のここまでのおそばで何を学んでさらしとんじゃ、コラむかっ

 

 

その後、イップ・マンはホンさんの家に行き、再度、話し合いの場を持ったのですが、市場を取り仕きるホンさんとしても、香港を占領する英国の警察にお金も渡さないとダメなので、そこは譲れんと。

それで二人はまた普通の部屋で勝負になるんですが、そこへホンさんの息子が棒付き飴片手に現れて・・・出た、デブゴン・ジュニアクラッカー

 

いろいろあって、イップ・マンはホンさんがプロモートしてる、英国人のためのボクシング&中国武術のイベントに呼ばれることに。

 

 

ちなみにイップ・マンの奥さんはお腹に小さな命を宿しているのですが、夫はそれどころではないようです。

ちょっと困るんですが、お産のために部屋を貸してくれたおばさんがいい人なので・・・あせる

 

 

ところが、この時、ボクシングの試合に出た英国のツイスター(ダーレン・シャラヴィ)が礼儀知らずな乱暴者で、ホンさんのお弟子さんたちがせっかく演舞を披露してるのに、横でバカにしたりして怒らせて、向かってきたお弟子さんを殴り倒したりする狼藉ぶり。

これにはホンさんも立場を忘れて本気で怒った。

 

 

ホンさんはツイスターに思い知らせようと勝負するのですが・・・。

 

 

悲しいことが起こります。

 

そして香港サイドと英国サイドの間で、取り返しがつかないほどの軋轢が生まれました。

占領されている立場なので香港の人たちも我慢していましたが、あまりのことに怒りが爆発。

 

それでも両サイドの間に入って、何とかみんなの気を静めようとするイップ・マン。

 

香港の新聞社はこの事件を報道し、香港の人たちの間で英国への怒りが高まる。英国側は記者会見を開き、ツイスターは誰の挑戦でも受けると豪語する。謙虚さを忘れた傲慢なツイスターは他者への配慮を忘れていた。

 

イップ・マンはある決意を胸に、その場へ赴く。

 

 

2作目、『葉問』は、1作目よりもさらにシンプルとゆうか、より無駄のない話になります。アクション映画としては、ホンマにごくありふれたストーリーではないでしょうか。でも、そんなベタなことをやって、こんなふうに感動させるのが一番、難しいんじゃないかなあ。

 

そして、私、続編が好きだなぁ、とつくづく思いました。イップ・マンの物語の続編を観ることが最高に気持ちよかった。2日連続で『序章』と『葉問』を観たんだけど、その連続が楽しかったです。

さらにその一週間後には、3作目の『継承』(2015年)を観て、もっともっといっぱい感動することになるんですが。

 

 

とても残念なことに、イップ・マンと対決するツイスターを演じたダーレン・シャラヴィさんは2015年の1月に亡くなってしまったとのことです。

享年42。

 

サモ・ハンさんや、ドニー・イェンさんとのこの映画での共演を「夢がかなった」と喜んでいたとか・・・。

 

魅力的な悪役を演じられるのを目にしてすぐ、もうこの世におられないと知り、とても悲しいです。

 

 

イップ・マンの魅力については、前の記事でかなり書きましたが、その素晴らしさはこの2作目でも健在で、だからもう、これはイップ・マンが主役の映画なら絶対にいいんだと思います。

 

ドニー・イェンが主演するイップ・マンの映画は今のところ、4作品ですが、また別にジョニー・トーとアンソニー・ウォンのヴァージョンモあるし、私はこれからきっと誰がイップ・マンを演じても、その映画を観ることでしょう。

 

 

それとやっぱり、サモ・ハンさん、好きですね~。

出てこられるとテンション上がります。

 

ドニーさんとサモ・ハンさんの共演、ホントに凄かったです。

サモ・ハンさんの重みで机が傾く描写が大興奮でしたヾ(*´∀`*)ノ

 

サイモン・ヤムさん。ルイス・ファンさんは出番が少なかったけど、最後の方でラジオを聴きながら生き生きしていくのが良かったです。

 

 

そういったわけで2作目、『葉問』も、文句のつけようなどあるはずがない、100%大満足、大感動な作品でした合格

 

借りていたDVDをもう返してしまったけど、また観たいなぁ~!!

 

 

ビックリマーク

この子は・・・実は3作目にも出てくるのであった・・・ひらめき電球

 

でわ、今日もありがとうです・・・再见~(^.^/)))