韓国映画 消された女 2016年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

2月16日から公開!!

アナーキスト・フロム・コロニー

I'm the weirdo from nowhere

金子文子と朴烈(パクヨル)

映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』公式サイト

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、どうもですキスマーク

 

『金子文子と朴烈(パクヨル)』

私が最も期待を感じている映画のうちの一本です!!

是非、観に行ってくださいクラッカー

イ・ジェフンくん、ファイティンビックリマーク(*≧∀≦*)ビックリマーク

 

 

 

さて、2月5日には、この映画を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ病院

 

 

 

 

 

実在の監禁事件を基に描く、

驚愕のサスペンス・エンタテインメント!

 

韓国ボックスオフィス1位を記録した衝撃作!

 

 

 

消された女

 

 

消された女
原題:날,보러와요
英語題:Insane


(2016年、韓国映画、91分)

 

監督:イ・チョルハ
脚本:バランタイン(Valentine)
脚色:キム・ナドゥル、チョン・ヨンホン、ユン・ファン、オクス(玉水)洞タルピル(達筆)ユ・ヨンソン、キム・ジェヨン
PD:チョン・ギョンイル
助監督:イ・サンベク
撮影:キム・ミン
照明:パク・スノン
音楽:キム・ジエ、キム・スンニム
美術:チョン・ヘウォン
武術:キム・ウォンジュン


出演:カン・イェウォン、イ・サンユン、チェ・ジノ、チ・デハン、キム・ジョンス、チョン・ミニ、イ・ハクチュ、チャン・テソン、ユゴン、チェ・ユンソ、キム・ハンジョン、キム・ウォンジュン ほか


特別出演:キル・ヘヨン、チョ・ジェユン、キム・ヒョヌク
友情出演:アン・ジヘ、パク・セジン、ファン・ソンジュン、コルトゥ、キム・ドンヒョン(映画制作会社(株)インベントストーン共同代表)、イ・ジェシク

 

※ 「輝国山人の韓国映画」様のページから引用させていただいてます。

 

 

報道番組「追跡24時」のディレクター

ナ・ナムスさん(イ・サンユン)は時の人として得意満面だったが

いきなりやらせ疑惑が取り沙汰にされ

おのれ一人が責任を背負わされ大失脚あせる

 

上司のチャ局長(キム・ジョンス)になだめられるが

自信家で傲慢なナムスは納得いかない。

チャ局長から「奇跡体験!アンビリバボーSP 心霊特集」を

やってくれと頼まれたが、不満顔でやる気のない態度。

 

「夜ごと子どもの泣き声がするそうです」

「工場に出る幽霊を社員全員が見たそうです」

「1年前の精神科病院火災です」

「入院患者が全員死亡して今は空きテナントです」

「強制入院患者の日記のようです」

 

番組の素材として、「カン・スア」と名前が書かれた

信じられないようなことが記されている手帳と出会ったナムス

敏腕プロデューサーの勘が働くのだが・・・!?

 

ともかく、心霊番組をやっつけないとあきません。

 

 

1年前に火災で大惨事を出した病院へのロケに出発!!

 

 

こういった一見、どうでもいいようなディテールをしっかり描くのが

韓国映画の素晴らしいところ・・・大好きです。

 

 

ところがカメラマンが超ビビリで

それにつられてみんなも怖がりすぎ。

 

 

ナムスのイライラはひどくなるばかりだが

副ディレクターのペク・チヨン(チェ・ユンソ)は天然だった。

 

 

まだビビるかむかっ

 

しかし失くしたカメラを探す中で、怖さがホントになった。

 

・・・ここで、ちょっと不思議なんですが汗

一年くらいもあの人(イ・ハクチュ)は

ずっとあの状態のままでいたんでしょうか。

ごはんとかはどうしてたのか

いや、その前にあの状態で生きられるのか・・・わかりません(>_<)

 

ともかく、ナムスたちはこれは大変なことだと確信し

あの手帳に書かれていたことを裏づけるために

火災事故の唯一の生存者、カン・スア(カン・イェウォン)に

会いにいくのですが・・・。

 

スアはある時、街中をいつも通りに歩いていた時、拘束され

いきなり監禁されたのでした。

 

 

ホラー映画とか怖い映画が本当に怖くなってしまい

観れなくなってしまった私ですが、この映画は

そこまで怖くはなかったです。

「怖い」ってよりも「不快」、「腹立つ」って感じでした。

 

こういった映画での不気味な、容赦のない描き方は

韓国映画も得意とすることですが、私が観慣れたからでしょうかはてなマーク

そこまでではなかったですね。

 

けど、もちろん、人によってはかなり怖い

そして不愉快な映画であることは間違いなので

観ようとゆう方はご注意していただきたいところです。

 

とにかく「実在の監禁事件を基に描く」とのことですが

どの程度、実話に基づいた映画なのか・・・いや

ジェシカ・ラング主演の『女優フランシス』(1982年)

ピーター・ミュラン監督の『マグダレンの祈り』(2002年)

クリント・イーストウッド監督のの『チェンジリング』(2008年)

こういった映画を観ていれば、こういったこともありうると思います。

 

上にあげた作品は20世紀の前半~半ばのことを映画化した

作品ですが・・・『消された女』はいつの韓国のことなのかはてなマーク

とにかく、この映画の公開後

現実の世界で何らかの動きがあったのは確かなようですね。

 

しかし、映画を最後まで観ると・・・それは非常に面白く

ドキッとさせられる結末が用意されてるのですが・・・

さすがにこれは「作り」やろうと思わされてしまうんです(^_^;)

 

なんか最近、特に、「実話に基づいた映画」だと聞くと

映画をまるごと全部、実話だと信じる人が多いような気がして・・・

その「実話ベース」を売りにする映画会社の宣伝も

あんまり好きになれなくって・・・公式サイトとかで

ある程度、どの程度が事実なのか伝えている場合は別として・・・

私は映画はやっぱり、観たあとで自分で調べるかしないと

そこまで信じきりませんけどね。

 

この映画は

こっちもある程度、「実話の映画化」やと思って観てたので

まあ、だいたい、こんな感じで社会に告発するような

そんな終わり方じゃないのか、と思って観てたので・・・

結末はかなりの衝撃でした。

 

けど、それでも、まだけっこういろいろと謎が残る感じで・・・

それが監督の意図したものかはわかりませんが

ちょっとイヤな感じであとを引く感じの作品でしたね。

 

イ・チョルハ監督の他の作品は

キム・ジュヒョクさん&ムン・グニョンちゃん主演

日本のドラマ、『愛なんていらねえよ、夏』(2002年)をリメイクした

愛なんていらない』(2006年)だけ、観てます。

合計4作品、これまでに監督してこられてますが・・・

次作にも期待したいと思います。

 

ドラマよりも映画派の私には

イ・サンユンさんは馴染みのない俳優ですが

自分の成功、自分への評価が全ての傲慢な人物が

本来のジャーナリズム魂を刺激され、取材にのめり込み

正義を取り戻していく・・・っていかにも韓国映画な主人公を

的確に演じられてました。

 

カン・イェウォンは私、コメディの人かと思ってたんですが

暗い映画もイケてますなあ。

チョン・ドヨンの方向性もイケるってことですね、きっと。

 

キャストの中でサプライズだったのがイ・ユジンを演じた

ユゴンさんでした。

多細胞少女』(2006年)

大誘拐 クォン・スンブン女史拉致事件』(2007年)

最強☆彼女』(2008年)・・・と、私の好きな映画に出てられますが

お元気そうで何よりです。

短い出演時間でしたが・・・出てきた時、ハッとしましたねひらめき電球

 

途中から存在感がなくなった副ディレクターの

チェ・ユンソちゃん・・・可愛かったです。

 

少しだけ、チョ・ジェユンさんが出てきますが

その時の白髪頭がやけにリアルだったので

「韓国はこういったことも上手いのだなぁ」だなんて思ったのですが

本当は、ああゆう髪なんですよね(^_^;)

それに気づいたこともありました。

 

 

やっぱり、一つだけわからないのはあせる

ただ一人、病院で働いてる人たちの中で良心の欠片が

心に残ってたはてなマーク人、イ・ハクチュ演じるハン・ドンシク・・・

あの状況下でああなって、あのままああして、あそこにいたのが

えらい不自然で謎でしたが・・・思いますに

彼のことも偽りだったのでしょうかはてなマーク

 

私は、最後にノックするのも、ドンシクだったのでははてなマーク

とか、今、思いつきましたが。

 

 

やっぱり怖い映画だし、キモいし、腹が立つ作品ですね。

怖い映画が好きな人には向いてるでしょう。

途中はホラー映画のおもむきでした。

そして、私にはなかなか、謎が残る作品でした。

 

でわ、今夜も最後までありがとうですキスマーク

アンニョン・・・『金子文子と朴烈(パクヨル)』をよろしく☆⌒(*^-゜)v

 

 

解説: 韓国で実際に起こった、法律を悪用した拉致監禁事件をモチーフに描いた社会派サスペンス。日中の大都会を1人で歩いていたカン・スアは突然、何者かに誘拐され、精神病院に監禁されて強制的な薬物投与と暴力を受けることとなる。これまで経験したことのない狂気の中、彼女は病棟でその一部始終を手帳に記録していった。そして1年後、テレビプロデューサーのナ・ナムス宛に届いた1冊の手帳。そこに記された信じがたい出来事に興味を持ったナムスはスアを訪ねるが、彼女は殺人事件の容疑者として収監されていた。ナムスが取材を進める中で、彼女が体験した地獄のような1年と、その背後にある闇が明らかとなっていく。主人公のスア役に「ハーモニー 心をつなぐ歌」カン・イェウォン。監督は「GOD」「東方神起」など人気アイドルのPVを数多く手がけているイ・チョルハ。(映画.com