中国映画 わが家の犬は世界一 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆




晚上好(^-^)ノ

韓国映画、『犬どろぼう完全計画
観に行きたかったけど諦めまして・・・
(ブロともさんは観に行かれました^^)
それはやはり悔いが残るんやけど
レンタル屋さんで棚を見てたら
(背表紙の題名だけやけど)
似たイメージの映画を発見したので
その映画を借りて観ました。

えっと・・・メモによると
10月12日に観てます映画

この作品は
生粋の中国映画ですねカチンコ



わが家の犬は世界一

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/en/thumb/0/00/CalaMyDog.jpg/220px-CalaMyDog.jpg

原題:卡拉是條狗
英語題:CALA, MY DOG!

(2002年、中国映画、100分)

監督・脚本:ルー・シュエチャン
製作総指揮:フォン・シャオガン、ワン・チョンレイ
製作:ワン・チョンジュン
撮影:チャン・シーグイ
編集:コン・ジンレイ
音楽シャン・ミン

出演:グォ・ヨウ、ディン・ジャーリー、リー・ビン、リー・チンチン、シア・ユイ ほか

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51B8KA61SKL.jpg

あまり海外旅行をしたことがない
私ですが、中国は天津、上海、北京など
両親と子どもの頃、二度、観光してまして。
ま、その、なんか観光よりも
天壇公園とかでおもちゃを買うのが
楽しかった思い出がありますが・・・
パンダが無造作にいっぱいいたのが
凄かったですね、ええ。

この映画は北京が舞台ですが
確かに徐々に街も様変わりしてるやろうけど
やっぱり懐かしい雰囲気があってねー・・・
ほんと街並みがええですわ。
韓国とも、日本ともまた違って・・・音譜


http://life.gd.sina.com.cn/cr/2010/1228/1680915984.jpg

さて、この映画
題名のイメージから
わんこと飼い主の
愛と感動の大冒険
と一瞬、思わされますが、最初に言っとくと
そんな映画ではありませんわんわん
非常に現実的な庶民の24時間が描かれています。
淡々と・・・でも時にクスリと笑わされる感じで。

あんまりバイタリティに溢れてない
頼りないおっさんが飼い主だった
気の毒なわんこちゃん、カーラの
なしくずし的に理不尽な境遇の物語・・・汗

コメディとしての笑いも私にはやや
微妙に感じられたし
言わんや
飼い主のおっさんがわんこを助けるために
凄まじいアクションを披露することなどなく
日本やアメリカにおける一般的な
「娯楽映画」とは程遠い、とゆうあせる

しかし、じゃあつまらないかといえば
そんなはずもなく、面白かったです。
面白かった、といって語弊であれば
中国の普通の庶民への共感を感じ
中国が身近に感じられた、とゆうねー。


http://image2.sina.com.cn/ent/2004-06-21/U487P28T3D423677F326DT20040621154213.jpg

えっと、中国では
5000元だったかなはてなマーク
払って登録してないわんこは
警察に捕まって処分されてしまうんですが
ラオさんの大事なわんこ、カーラが
警察に捕まってしまう憂き目に遭いまして
次の日の夕方4時までにお金を払って
登録しないと永遠の別れとなるわけです。

普通、そんなんならわんこを救うため
おっさんが必死で奔走する映画になるんですが
おっさん、あんまり必死じゃないんですよ。
やることも姑息なだけで、すぐ諦めてしまいますし。

しかし、そのゆるいゆるい展開の作品を
観ていると
いろいろ感じ、考えさせられてくるんですよ。
国は違えど、中国と日本の似たところ。
そして、どこにでも人と犬の生活があり
けど、国によってそのあり方も違うこと。

昔々、東洋の王様が
「生類憐れみの令」とゆう御布令をば
お出しになったそうな・・・その頃、その国じゃ
いかほどわんこが幸せだったことかしっぽフリフリ

が、21世紀の中国や日本は違う。
まだまだわんこ受難の時は続く。
それ思うと胸が痛み、人間社会の
不条理に怒りを覚える。

わんこ好きに悪い人がおろうかはてなマーク
おるはずがなかろう。
カーラの主人、ラオさんもまたしかり。
ラオさんは自分にできることをやって
カーラを救い出そうとするが・・・
お上の理不尽を感じる一日となる。
深夜勤務明けの眠たい頭で。

ラスト、ラオさんは息子から
思わぬ反撃を食らって
驚いた顔をしながらも
言い返せないでいますが
彼は我が子の本音の反撥に怒るよりも
自分がお上に
媚びるだけで文句の一つも
言えなかったことを
侘しく思ったのではないだろうか。

息子からは反抗され
お上からは押さえつけられるおっさん。
それは世界中どこにでもいる庶民の姿。

ああ、庶民の人生に幸いあれ。


https://img.fstatic.com/hDkTQIiMDggvaw6CciwSSYuJqvM=/fit-in/290x478/smart/https://cdn.fstatic.com/media/movies/covers/2017/08/1235430220961.jpg
https://chinesecinema.files.wordpress.com/2013/05/cala-my-dog.jpg

私はアメリカの映画が好きで
イギリスの映画もイランの映画も好きですが
やはり熱中させられるのは韓国映画。

でも中国の映画には
韓国映画とはまた別の魅力を感じます。

そしてこの映画
『わが家の犬は世界一』を観て
大きな発見を得ましたが
それは中国の偉大な俳優、グォ・ヨウには他に
活きる 』(2002年)とゆう作品もあり
かなりすごい傑作だとビシビシドンッくること。

近いうち
絶対に観たい作品です。
観たらまた記事に書こうと思います。


https://img.cinematoday.jp/res/T0/00/32/v1125993834/T0003205a.jpg
https://shibasenji.files.wordpress.com/2010/12/vlcsnap-00032.jpg

最後に
『わが家の犬は世界一』を観て以後
10月15日はイ・ジュンギ主演の韓国のドラマ
『どうすりゃいいんだ!! 1979年の贈り物』
10月22日には『折れた矢』
10月26日には『アナーキスト』
10月27日には『酔画仙』
といった作品を観てまいりました。
どの作品も良かったァ~ッ(*≧∀≦*)
や、ほんま、傑作ぞろいでしたわ。

そして22日は
『グッド・バッド・ウィアード』のブルーレイが
3,990円にまで下がったので
奮発して買いましたクラッカー
近々、観ますね・・・!!

そんなんで、こんなんで、また気合入れて
記事に書かんとアカンなッ\(*⌒0⌒)音譜

今夜も最後まで読んでくださり
ありがとーございます、おーきにえキスマーク

でわ、また、晩安(^.^/)))