こんばんは
今日は山の小説です
腐の要素を含みます
ご理解いただける方のみ お読みください
智君に正直な気持ち伝えようって思いながら
時間だけが無駄に過ぎていく
仕事が忙しいからとか、自分に言い訳しながら
どこまで意気地がないんだって落ち込む毎日
月曜 ニュースZEROの放送後
携帯にメールの着信
「 お疲れ!今日もイケメてたよ!」
智君の優しさに泣きそうになる
「 ありがとう 」って一言だけの返信
書き出したら止まらなくなりそうで
明日 5人での収録 その時智君に話そう
そう心に誓った
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日はいつもより早く行って、智君に話したい
楽屋の前に着くと、中に人の気配
逸る気持ちを押さえてドアを開ける
楽屋のソファーに座っていたのは
今、一番二人きりになりたくないニノ
「 おはよう 今日は早いね 」って声を掛ける
ゲーム機に目を落としながら
「 おはようございます 」そう言って顔を上げる
俺は空いている席に腰を下ろして
新聞を広げ読み始める
その様子を何も言わず凝視するニノ
「 何?・・・・ なんかある?」って聞くと
「 翔さん 今夜時間ありますか?」
「 今夜?・・・ちょっと・・」
って断ろうとする言葉を遮り
「 予定があっても キャンセルしてください
話したいことがあります 何のことか分かってますよね」
有無を言わさない迫力で言われ
「 わかった 」としか答えられなかった
ニノはそれ以上何も言わず ゲームを始め
息の詰まる部屋から出ていこうドアに向かう
そこに
「 おはよう 翔君 ニノ 」
いつもの柔らかい笑顔で智君が入ってきた
その後ろから 潤と雅紀も入ってきた
「 おはよう 翔ちゃんどこ行くの?トイレ?」
って雅紀に聞かれて
「 ・・・ う・・ん 」って言葉を濁していると
「 翔君ちょっと待って 話したいことあるから 」
智君が呼び止める
「 みんなに話したいことがあるんだ
今度、アメリカで個展を開くことになって
暫くNYに行く事になった
嵐の仕事には支障がないようにする
行ったり来たりで、迷惑かけるかもしれないけど
オイラ頑張るから よろしく頼む 」
って言って頭を下げる
「 リーダー、何時話してくれるのか待ってたよ 」
って潤が言うと
「 えっ もしかして皆知ってた?」
って吃驚した顔の智君に
「 俺はコンサートの事があるから マネージャから聞いてた
リーダー良かったね 俺NY行くからね 」
「 大ちゃん 頑張って 俺ら応援するから 」
その言葉を聞いて
「 俺・・・嬉しい 頑張るから 」
目を潤ませる智君
「 リーダー大丈夫? お願いしたコンサートの振り付け
無理なら言って 今なら変えられるから 」
「 だから嵐の仕事はちゃんとやる!大丈夫だよ潤君 」
って話しながら俺の方を見て
「 翔君 時間取らせてごめんね
オイラの話はおしまい 」
って済まなさそうに言った
「 智君… いつ行くの? 」
って言うと
「 近いうちにアトリエになる部屋を探しに行こうと思ってる
仕事を詰めて貰ってるんだけど・・・」
「 無理してない? 」
「 大丈夫だよ!オイラ体力だけは自身あるから 」
「 でも ・・・ 少し・・・」
言い終わらないうちに
「 大野さん ここ空いてますよ 」
そう言ってソファーをポンポンと叩き
自分の隣に座るよう促す
「 うん ニノこの前大丈夫だった?」
「 この前? ああ大丈夫でした。
心配しすぎですよ すぐ寝ろって言って 」
「 翌日、仕事あるのに心配するだろ 」
そう言うとニノの頭をくしゃくしゃににして抱き付いた
「 止めてください 」って笑い合いながら
じゃれ合う二人
その光景を見ているのが辛くて
部屋を出ようとして振り返ると
ニノが俺の顔を見つめていた
その瞳の奥は全てを見透かしていて
俺に宣戦布告しているように見えた
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
こんばんは
山にしようか、大宮にしようか迷い
翔と智君になりました
どうなるんだろう?
自分でも不安だ
最近気づきました、私エロは苦手です
読むのは好きなんですが、表現力が乏しいので
基本軽いものしか書きません(^▽^;)
今日も拙いお話にお付き合いくださり
ありがとうございました
でわでわ