この子がねぇ…


早いもんで20歳…


信じられないけど現実にそう…


産まれたときには『立ち会えず』だった…


当時、今のように携帯電話も誰もが持っている時代でなくて…


出張に出ていた熊本市内の公衆電話から病院に電話をかけた。


看護婦さんから『今日は産まれないですよ!』と言われ、その言葉を信じ…


僕はそのまま仕事を続けた。


だがその日の夜、自宅に帰ったときに普段は居るはずの無い姉が居て…


『おめでとう』と言われ少し拍子抜けたことが昨日の事のように思い出される。。


元々が子供が『苦手』な僕だったのだが…


ベットで眠るこの子と恐る恐ると初めて対面したときに…


そんな感覚は何処かに吹き飛んでしまい…


『宝ものになった瞬間』の衝撃は忘れられない。


それから20年~この子は僕の娘としてすくすくと育ちました。


最近の5年間は弟二人のソフトや野球で土日の殆どを費やしました。


その事に文句も言わずに中学から高校の間、居間のテーブルで教科書やテキストを広げている姿に感心しました。


いたらない親父ですが、そう毛嫌いされるわけでもなく接してくれています(笑)


自分の夢も有るようで(?)…


取あえず今のところは大学生をしています。


押し付けることはしませんが、あと何年かして…


自分の夢を叶えてほしいですな。



書く書く然々。

ねえさん~20歳の誕生日おめでとう。

久しぶりの更新…


第35期ニュースターズの卒部式が終わって3ヶ月経ちました。


感動の中~在部生の方々に送っていただいた。


遅くなりましたが本当にありがとうございました。


しかし…中々その事も書かなかった。


と言うよりも書けなかった。


『書くこと』で終わってしまうのが本当に惜しかった…


正直、やはり切ない…


少し前に新チームの初の公式戦を応援に行きました。


ユニフォーム姿のヒロが居ないグランド…


見慣れていた『背番号5』の彼はサードのホットコーナーでなく…


ユニフォームを脱いで、メガホンを片手に持って、スタンドの応援席に立っていました。


やはり寂しさを感じました。


そして、自分自身に悔いも残っていた。。


もっとやれたんじゃないか…


たしかに身体の調子は、良いとは言いがたかった…


『何か』をすれば薬の影響ですぐに疲れるし回復が遅い…


『治らないんだから』…


ずっとそのせいにしていて、どこか『本気』になれなかった事。


その事が今は悔やまれる。


審判は土曜日を中心にほぼ100%出席してやっていたのだが…


いつも誰かがやってくれないかなぁ…とばかり思っていた。


ただ、今年の2月に行われたヒロの肩の故障明けの練習試合…


試合が終わってからの監督から頂いた一言…


その一言が涙が出る程に嬉しかった…


その瞬間から本気になった自分が居て…


気持ちを切り替えて最後の半年間を出来る限り以上という気持ちで行動した。


その間は気持ちも身体も大変に感じたことだらけだったが…


今思えば逆にその分充実していた。


ただ歴代マネージャーを始め、チーム運営に携わっておられた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいだし…


今更ながら埋めることが出来ない期間はどうしても消せないが…


それでもその『半年間』のお陰で、多少なり自信を持って卒部を迎えることが出来たことが何よりの救いだった。


先日、偶然にも車に乗ってる際に監督にお会いした。


すんごい笑顔で車中から手をふって頂いた。


別に本当~に何気ないことなんだけど…


うちのチームの関係者だったらこの気持ち解ると思うのです。


その時、改めて『認めて頂いていたんだ』と感じ…


涙ぐんでしまいました。


この事が有ってか、ようやく一区切りつける気持ちになりました。


ヒロも受験に向かって勉強しています。


当然ですが高校でも野球を続けるつもりでいます。


気の合う友人と高校で一緒に野球をしようとも言っているようです。


やがて来る新たな舞台を楽しみにしながら、僕は春を待ちます。


僕自身も色々なことをチャレンジしていけたらと思っています。




取あえず、アキラの愛好入部から続く6年半のクラブチーム生活は…



これにて終わりです!


朝日緑健カップ 第30回山鹿選手権大会


【1回戦】

福岡中央ボーイズ 1-3 苅田ボーイズ


ヒロの中学野球の最後の大会…


結果は、好左腕投手を擁する苅田さんの前に惜負…


我慢を重ねながらの前半から中盤…


7回表の最終回の攻撃で3-0のビハインドで始まり…


疲れが見え始めた相手エースから3番・4番の連打で1点をもぎ取った。


そして、5番も続き3連打でノーアウト一・二塁


6番は倒れるもののランナーを進めてワンナウトランナー一・三塁…


長打で同点の場面でバッターはヒロ…


気合みなぎるのが分かりました。


こちらのベンチは押せ押せ!


ここでバッティングカウントになり仕掛けます。


ピッチャーが投げる…


エンドランで二人のランナーがスタート…


二遊間の守備も動く…


ヒロの当りはピッチャーの横を抜ける鋭い当たり!


誰もが抜けた!と思ったのですが…


エンドランで動いた相手セカンドのグラブに収まりダブルプレー…




終りです。




お祭りと言いながらも…


我慢の采配で右エースを最後まで投げさせなかった。


最終回に同点になることを信じ延長戦になることを考えての事でした


たらればなのだが…


ヒロのあの強烈な一打がセンターへ抜けていれば…


同点で延長に入って右エースが投げていれば…


たぶん…


もう見ることの出来ない答えを胸にしまいこみ…


第35期福岡中央ボーイズ/ニュースターズの面々…


それぞれの中学野球生活が終わりました。


彼らにとって満足できる実績は全くありませんでした。


しかしあの半端なく厳しい環境の下、野球を経験できたことは・・・


次の舞台に上がったときに必ずや肥やしとなることでしょう。


また僕ら親子共々にとっても指標を見失わずに終えることが出来ました。


また来春、ヒロが高校に行けば…


彼は別の目標(甲子園)の下、野球をすることになると思います(多分…)。


そのときは『今まで』のような関わりを持つ事が出来ないでしょうが…


また違った形で、精一杯に関わっていきたいと思っています。


まぁ、とりあえず…


ヒロ…


『おつかれさん』


そして僕自身にも…


『おつかれさん』