この日は娘の様に可愛がってきた子(勝手ですが)の結婚式でした。
【余興はあらい君(僕)にお願いするわ】って言ってくれた時、正直うれしかったなぁ。
むちゃくちゃ緊張しましたが、やるからには本気です。
大きな喜びと…少しのさみしさを…
涙の言葉で歌います!
【松阪牛の歴史を探る会in深野】
但馬牛と切っても切れない関係の松阪牛。
たくさんの貴重な経験、お話を聞かせて頂きました。
兵庫県の美方郡ではこんな言葉がある、
「霜は温度がさがるとでき、温度が上がると消える」
松阪でも昔言われていた
「見えないサシ(霜降り)がある」と
めちゃくちゃ腑に落ちました。
赤身に力があり、冷蔵庫で冷やし込んでやっと出てくるかのような可視化できない霜降り。
昨今の和牛に多い芸術品の様な行き過ぎた霜降りとは全くの別物。
「えぇ肉は1キレ2キレでいい」
「えぇ肉食ったら次の日胃もたれする」と、耳にタコができるほど聞いてきましたが、
そういうお肉は本当に良いお肉ではないです。
「本当に良いお肉は胃もたれしないし結構沢山食べれる」
「何よりまた食べたくなる魅力がある」と、
その味わいを知ってる方は口を揃えておっしゃいます。
個人の見解ですが、お肉は見て楽しむ物ではなく食べ物。見た目は良いけど味はダメでは意味がない。
食べて美味しいが最も大切であり、そういうお肉がしっかり評価され価格にも直結していってほしいと改めて痛感しました。
今回させて頂いた経験をしっかりと自店に落とし込み、本当に美味しいお肉の魅力を伝えれる店作りに励みます。
皆様お世話になりありがとうございました。