不登校の子に向けられる言葉。
『自由でいいなぁ』
不登校になった人しか分からないのかもしれない。
そこには小さな自由しかないんだ。
『学校行かなくていい』
『ゲームがいっぱい出来る』
『何もしなくていい』
何て楽な人生送っているんだろうと人は言うだろう。
そこには確かに自由があったりする。
でも『不自由』でもあったりする。
『堂々と外に出れない』
『リアルな友達と遊べない』
『将来に向けて歩き出せない』
そういった『不自由』がある。
学校に行くのが普通であり、行かない事で罪悪感に苛まれたりする。
学校行かなくていいなんて楽な人生送ってるなとか言われたりする。
言われなくてもそこに人が居ればその人は私の事をそう思っているんだろうなと思ってしまう。
相手がそう思っていなくても自分が思ってしまっているから皆んな自分の事をそういう目で見ていると思ってしまう。
自分で自分を責め続けてしまうのが『不登校』
実際は自由なのだが、その状態を完全に自由と呼べるだろうか。
精神が病んでいる状態では自由もそれは不自由に変わってしまう。
不登校に限らず僕らがあの人は自由でいいなぁと思っている事も実際はもしかしたら不自由だったりするのかもしれない。







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