現在80歳の義理の父が3年前に肺がんになり、抗がん剤治療について見聞きしていたことが多少心に余裕が生まれたのは確かでした。治療効果が高く3年を経過した今ではすっかりがんは消え、定期的に経過観察で通院はしているものの以前の生活に戻っています。いや、以前より増してびっくりするほど仕事に頑張っています。

告知された時、がん=死とは考えませんでした。純粋にがんを消滅させるための長い長い治療が始まるな?と。

何しろ全く自覚症状が無いので本当に自分ががんなのか信じられないくらいの気持ちでしたので。

ただいつ死んでもいいように、会いたい人に会う、読みたい本を読む、見たい映画を見る、行きたい場所へ行く、言いたいことは言う、そんな気持ちが芽生えたのも確かでした。仕事については半年程度はお休みする覚悟はすぐに出来ました。(笑)

 

 

ステージ3bは肺にある原発巣と近くのリンパ節や縦隔組織に転移しているステージですが、他の臓器や脳、骨に転移していないことが幸運でした。ちなみに肺がんのステージは3は3cまであり、4は4bまであります。

 

 

ドクターからの告知は家内も一緒でしたが、父親の姿を見ていたので静かに受け止めることが出来たようです。

「今の時代、がんではなかなか死ねないのよ」と言う始末。なんとも心強い言葉をかけてもらいました。

そんな家内ですが、がんについての書籍を大量に買い、治療法や食事、生活についての勉強を始めました。

なので今後一切の生活と食事は家内に任せ、言われるがままに食事をし生活習慣を改めようと思います。

また、一緒に病院に行った際には担当医に治療法や食事の制限について質問をしていました。

治療についても保険適応外の治療や民間療法についても積極的に勉強を始めました。

私ががんなってからというもの家内は主婦から専属トレーナーのような存在へと変わっていったように思います。(笑)