こんにちわ。最近サボリ気味のぶろっこりです。


農業体験をして、得たこと。変わったことがあまりに多すぎて。

そして、その話が過去の出来事過ぎて

まとまらなくなっています…(言い訳)


さて。本題。


プランターの野菜作りも楽しいですが。貸農園での野菜作りは

プチ農業です。

クワも使うし。土づくりも重要。ミミズとも害虫ともお友達になります。

そんな頃、並行してやっていたのが俳句のお勉強。

日本語の美しさを認識するために学んでいました。


念のため復習しておくと。

俳句とは五七五のリズムの中に、言葉をあてはめていくのですが

ただそれだけなら川柳。

川柳と俳句の大きな違いは「季語」が入るという事です。

季語は五七五のどこかのスペースに入るわけですが

たった17文字の中で、縛りが出来るので自分自身の表現すべき

部分が減ってしまいます。

例えば、現在やっている高校野球。これもまた季語なのですが

実は「夏」を指します。

なんとかの、なんとかで、高校野球とすると夏の話であると

語らずして伝わる。


「ブランコ」と言うと春。ゆらりゆらり揺れる状況が春を伝える。

だから実は、川柳よりも饒舌だったりします。

はい。復習という名の余談が長くなりました。話は農業でした。


日本は農耕民族ですね。

だから、季語にも農業を指すものがたくさんあるんです。

「田打ち」とか「草取り」とか「種浸し」とか「苗床」とか。

「芋植う」なんてのもあります。


その頃、私の作った俳句で大先生に特選をいただいた作品があります。


芋植えて 隣の畝がライバルに


上の句が季語になります。それにより春の話であると分かります。

俳句と言うのは、塗り絵で。

詠み手が枠組みを書いて。色を塗るのは観客なので

説明は良くないらしいのですが、説明します。


私がやっていたのは貸農園なので、隣もその隣も素人です。

みんな参考書片手に、めいめいの作物を植えます。

農薬もそれぞれ。肥料もそれぞれです。

隣の大根が目を出したのに、うちは枯れるという事もあります。

なので、横目でチェックするんです。常に。

その状況が、よく見えると言っていただきました。


野菜作りの始まりの季節です。

皆さんも、俳句を作りながら素人農家体験をして

野菜への愛を深めませう。