秋、秋、そう、秋だった | 焼肉竹公式ブログ 笑売日記

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焼肉屋の親父から見た今、世の中のありとあらゆるものを考察して行きます。
もちろん、焼肉を始めとするグルメについても。
脂滴る焼肉の七輪の煙の向こうに、私が見たものとは……。

  

暦の上は昨日が立冬、現実上は秋真っ只中、孫さん赤地で真っ赤っか、紅葉はこれからが本番、そんな季節になりました。


霜走り、師も走る前に手間の掛かる冬用タイヤ交換や大掃除も小分けして初めて行きたいですね。


朝晩は冷えるが過ごしやすく爽やかな天候のこの頃、ボチボチ年末の団体予約が入って来ます。


お客様も事前準備に余念がないのには感心します。

宴会日前に、わざわざメニューを見たり打ち合わせに来てくださいます。


幹事さんは仲間が安心して飲食を楽しめるよう、大任を果たすために大変な労力を要します。

そのお気持ちに応えるためにも、私たちは最良の仕事をすべく、これまた仕込みに接待に全力を尽くします。


毎年、大体春から採用するアルバイトスタッフもこの時期とばかりに培って来た実力を発揮してくれます。

中でも、まだ時々とんでもない失態をするが、全体的には随分と逞しく成長してくれて頼りになるようになった3年目のカンタにとっては、焼肉竹最後の冬となります。


1年生から3年間やり通したアルバイトの有終の美を飾ってあげたいと思います。


瓦屋寺 紅葉


そんなことを考えながらこんな言葉が浮かんできました。


冬があるから春が来る

夏が過ぎるから秋が訪れる

死があるからこそ生が輝く


この世界がどんなに美しく

一つ一つの出来事がいかに奇跡的であるか


目の前の人が愛の形であり

目に見えない空気そのものが

その流れであることに心から感謝する


見えないもの

聞こえない声

感じられない動きに

目を向け

耳を澄まし

心傾けよ



人生も秋を迎え、いつしか病を得、禁酒、禁煙、甘いものも控えねばならぬ身になりました。


何もかも楽しみを奪われたようにも思えます。

しかし、これもあれも自ら招き入れ、自業自得であります。


暴飲暴食、わがままし放題だったわけですから。

先のことなど考えず、今さえ楽しめればそれでよかったのです。


一言で言えば若さ故に。

永遠に健康で生き続けられると錯覚していたわけですが、禁煙、禁酒は健康のためにと感謝に代え、甘いケーキは食べられなくても、人生そのものを色を染めゆく紅葉を観るように、もっと深く味わっていきたいものです。


その温もりや照度、こちら側の傾きによって変わるに過ぎず、春夏秋冬いつも変わらず輝き続けている太陽に向かい、適切な角度と歩幅、速度を堅持しつつ歩き続けていくしかないのです。