君の誕生日 | 焼肉竹公式ブログ 笑売日記

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焼肉屋の親父から見た今、世の中のありとあらゆるものを考察して行きます。
もちろん、焼肉を始めとするグルメについても。
脂滴る焼肉の七輪の煙の向こうに、私が見たものとは……。

一年に一度、夫が妻に証明できる日がある。

しかも大きな節となる日。

それは昨日のこと、カミさんのうん十代最後の誕生日。


感謝するのは夫婦揃って曲がりなりにもなんとか元気で生きていること。


そんな夜も店は営業であったが、前日満席で断った同級生が仲間5人で来店してくれた。


いつものように笑顔を見せてくれるので、前日のことを詫びると、さらに笑顔を拡げて首を横に振るのだった。


このところ、本当に有難いことばかり続く。

友情なんて容易い言葉で片付くほど人生は野暮じゃない。

もっと深いところで、真実は塗り替えられ、固められ、良き方向へと清められた精神を運んでいく。


若い頃の傲慢さは影を潜めて、謙虚に物事を捉えられるようになってきたからだろうか。

また、商売は貢献と感謝の繰り返し。

お金はただのエネルギーで、信用という名の借用書とでもいうべき代物。

受けた感謝の気持ちは、いずれはその人の喜ぶことや幸福に貢献して返していく。

そんな循環が程よく回り続けている。





そんな一番身近で、感謝と貢献が同時進行で寄せ集まった存在がカミさんではないか。


そして両方を同時に巡らせるのも、こちらからの態度如何に拠る。


ただ一言だけ、こう言った。

「明日、何か好きなものを食べに行こうか」


えー⁉︎

普段あまり見せない、はにかむような、昔よく見せた表情で笑った。


今晩、皆でどこかに出掛けよう。