■何によって憶えられたいか?
・死の間際に、やらなかったことで後悔する真に大切なこと、価値を自らの内に探し出し、自己実現即社会貢献した人になるために、日常のありとあらゆるすべてをそこに通底させていく。

 ■0.今日新しく始めたことは?
・ラジオ版 学問ノススメで紹介されていた、直木賞作家・白石一文氏自らがかなり気合いを入れて書いたと語っていた500ページ超えの長編『記憶の渚にて』。
読み捨て使い捨て、赤字閉店が囁かれるブックオフ行きの運命の本の時代に、本棚に大切に収められて、さらに5年ごとに5回は読んで欲しいと豪語するほど骨太の大作とみた。
人物相関図を把握するのは大変そうだけど、ミステリーでもなく、ホラーでもない、記憶と生命の深遠さを探りつつ、文学と哲学、精神世界や科学を織り交ぜた物語の進展に、読む前にわくわくしている。

 ■1.今後も続けるべきことは?
・本の選択だけではないが、インスピレーションを大切にする。

 ■2.それを続けるためのコツは?
・その一瞬のひらめきや感覚、霊感は、書き留めておかないとすぐに忘却してしまう。
巷で流行するスピリチュアルを真に受けるわけではないが、確かにそんなことが存在することは、ここまで生きて経験し、ああ、そうだったのかと後から振り返って認めざるを得ない事実、現象である。
記憶は顕在意識レベルでは、いつか喪失するか、美化されたり、自分の都合の良いように塗り替えられたりと、最後は消え去るただの思い出に過ぎない。
潜在意識、生命の大海に刻み込まれてこそはじめて意味を成す。

 ■3.不満に感じていることは何か?
・死イコール生、宇宙イコール生命の謎を知りたい。

 ■4.原因は?
・分からないからこそ探求するのが人間の性だろう。
記憶は誰のものでどこにあるのか?
自分の頭だけではなく、クラウドコンピューティング技術のように、ネット上のサーバーみたいな場所に、大いなる記憶媒体、それは神とか仏陀、宇宙生命体と換言され得る存在かも知れないが、そんな所に人類、敷衍すればすべての生命の共通の記憶があるのかも知れない。
確かに、石器時代の人類の記憶が現代人の深層心理に眠っていて、いざと言うときに呼び起こされると言われている。
白石氏がラジオで言ってたように、私たちは通信能力を持っていて、クラウドから必要な情報を引き出したり、テレパシーを使い、人や動物、自然と会話し、繋がっているのかも知れない。

 ■5.次はどうすべき?
・そのシステムがもし解明されたら、すべての謎が解き明かせることだろう。
現代物理学がそれらの謎に迫りつつある。
中でも、ブライアン・グリーンの本がお薦めだと白石氏。
早速Amazonで注文した。
また、同氏は数学や文学もそちらに近づき接点を模索していると言っていたが、別の見識では、宗教、なかんずく、仏教の智恵が、科学が進歩するほどに見直され、裏付けされるようになってきたという。

 ■6.まず何をする?
・ブライアン・グリーンを読むのをはじめ、まずはこのありきたりの日常の中に、死と宇宙を取り入れて、感得することだ。

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 ■7.今日の気分
└幸福感
└壮快感
└普通〇
└不快感
└憂うつ
└不安
_トイレ/夜