１８日金曜日に娘と永源寺ダム北側に行った。
麓の駐車場では、各地から訪れた大型バスが停まっていたが、
紅葉と同じく量的にどうも寂しかった。
屋台と駐車場の誘導担当の方々だけがお元気で、
観光客の歩く姿がほとんど見掛けられなかった。
もみじと人々で賑わうのは、来週あたりだろう。
ダム北側に車を走らせると、ダムの水もほとんど底を突いていた。
昔の名残の段々畑が剥きだしに表出し、虚しく虚空を仰いでいた。
すぐにまた、水底深く沈むことだろう。
このところ、雨量が少なかったせいだろうか。
そんなことはない。
知人が宇曽川ダムには並々と貯水されていたと教えてくれた。
計画的放流だろうか。
ダムの展望広場で、腹が減っていたので、先にかみさんが作ってくれた弁当を食べる
ことにした。
おいしそうな手作り弁当の写真を撮るのを忘れてしまった。。。
ちなみにポットに入れてきた味噌汁付き。
これがかなり寒くて、冷えていた身体の芯から温めてくれた
早弁を終え、ぼちぼち歩きはじめると、高度が高い分、所々に綺麗な紅葉が観ら
れた。
ついでに名滝「識盧（しきろ）の滝」に足を伸ばした。
いつの間に、新しい橋が架けられていた。
下に川が流れている河原を歩いて行く。
すぐにマイナスイオンの溜まり場の滝に辿り着いた。
日本コバ山を源流とする清水を淀みなく湛えた滝壺に、
エメラルド色の深味が眼に優しく染みこむ。
霊気を深呼吸すると、滝から微かに伝わってくる空気の振動がそのまま我が身を清
めてくれる気がした。
アスファルトの道に戻り、坂道を少し上がると、寂れたキャンプ場があった。
自然が手の届くところにある。
手つかずの自然美ではないが、美しい。
しばし眺め、一服。。。
何か、人の手の加わった場所が、少しずつ自然に還るみたいで心地好かった。
娘との裸のコミュニケーションもとれ、すっきりした気分で帰路に着いた。
一緒に歩いた感じがした方はクリックをお願いします！
にほんブログ村