さらに急傾斜した坂道をのぼっていくと、左側に小さ目の古墳が見つかりました。
案内板を確かめると、この猪子山に群をなすように散在しています。

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調べると、6~7世紀の古墳時代後期に造られていて、作りは横穴式石室というそうです。
専門家による調査では、こうした古墳が猪子山のいたるところで100基以上確認されており、まだ未確認のものもありそうだとか。

埋蔵品も当時にしては珍しい硝子製の首飾りや金輪など数多く見つかっており、きっとかなりの豪族がこの地に住んでいたことが推測されます。
また、その家来たちの古墳まで作ったということは、一人一人の生命を尊厳出来るかなり人徳のある方だったとも言えそうです。

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地元の婦人部の方々が大切に管理されている白色の紫陽花の群落のカーブを過ぎたあたりから、色取り取りの紫陽花が咲き乱れていました。

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ーーつづく