ロックンロールスター千一夜 今回で3回目で、オーガナイザーはROGUEのギタリスト香川さん。
今回はユカイが出演するということで行ってきた。
高崎は去年の5月、「どこもかしこも」というイベント以来、2回目となる。
で、こういう告知を見た時 ↓
参加ミュージシャンは、香川さんや西山さんが主体のバンドへ入れ替わり立ち替わりゲストが出るのかと思いきや、
いきなり、オープニングがダイアモンドユカイ!!と紹介され、幕が開かれた。
しかも「カジノドライブ」からスタート。
しかも同じ板の上には、パーソンズの本田さん、ROGUEの西山さん、BUCK-TICKのヤガミさん、BARBEE BOYSのいまみちさん、という会場内のおそらく同世代ロックファンには被りまくる、「甦る青春の1ページを彩った」バンドのメンバーが揃っていることに驚いた。
つまり、ダイアモンドユカイロックンロールスター千一夜バンドでの演奏となった。
たっぷり1時間以上のライブをやり、香川さんと「シゲキ」さん(笑)のアコースティックユニットを挟み(ゲストは古市コータロー)
トリのバンドは花田さん池畑さんウエノさん香川さんという布陣。
そこへシゲキさんがボーカルでゲスト参加。
ルースターズの曲を披露。
最後はセッションなのだけど、ユカイといまみちさんの姿はなかった😭
会場は地元愛の強いお客さんが多かったような印象。
アニイ!!!の声援が多かったのでBUCK-TICKファンが詰めかけていたと思う。
ユカイバンドも
「カジノドライブ」から、大きな盛り上がり。
今回のお客さんがレッドを知らないはずもなく、頭から盛り上がっていたし、ダイアモンドシェイク系譜のカバー、「ワイルドで行こう」「JET」と続いても、さすがに盛り上がっていた。
そして、リスペクトアルバムから久しぶりな感じの「愚か者よ」へ。アレンジもそのまま。
編成的にイマサ&本田というツインギター演奏なので「JET」も厚みがあったし、キーボード風な音色は本田さんが表現していた。
イマサのジャリっとした抜けの良い音、動き、そして粗っぽいカッティングやソロと、ロック大好き野郎のオーラを放ちつつ決して邪魔にならないギタープレイも良かった。
僕は生のプレイはお初となるがとても印象深かった。
そして、「コミック雑誌なんかいらない」
これは頭脳警察のオリジナルをなぞった方が良かったような気もしたけど、リハの取れない状況でよくぞあのような大胆なアレンジをしてきたなと、ちょっと驚いたし、その日のセトリでは出色のできだったのではないか。と思った。
(注 ユカイファンに言うなら、ファンキーセレブレーション的なアレンジw)
で、ブルースナンバーやるぜ~といい、レッドの「MR.WOMAN」そして、「モンキーダンシン」へと続いたのだ(驚)
つか前者はともかく、後者にはとても驚いた。
佳境は、「HOT LEGS」「悪魔を憐れむ歌」「雨を見たかい」というロックンロール黄金郷時代アルバムからのセレクトでしたが、当然会場内のお客さんが知らないはずもなく、大いに盛り上がっていました。
「HOT LEGS」は世代なのか、ここでも息のあった演奏でしたね。ユカイさん世代のバンドマン達が若い頃にいかにやっていたかということがわかります。
結局「バラとワイン」はやらず、「雨を見たかい」で終わるという珍しいライブショーだった。
まあ、今回の選曲はユカイさんに取っては馴染みのあるものばかりだった所ですが、そうでない他のメンバーのスケジュールは合わず「全員揃って」のリハが出来なかったとステージ上で明かしてました。
そこを本田さんが率先してLINE等で細かいアレンジの指示を出して本番を迎えたとのこと。
かなりの緊張感があったのではないでしょうか。
そういう中でモンキーとかコミック雑誌なんかいらない等をチョイスしてくれたのはシンプルにファンとしては嬉しいことでした。
終演後、ユカイファンの友人らと近場の店で飯食べたのですが、店内ずっとROGUEの曲がかかってました(汗)
去年同様、高崎の地元愛を感じたところです。
【追伸】
スタート前にDJブースでは、懐かしの日本のロックやポップスがかけられていた。プリプリ、聖子ちゃん明菜ちゃん、男闘呼組、少年隊、ピンクレディー等々と。
待ち時間も飽きずに楽しめた。
あと、久しぶりにヤニ臭いハコも新鮮だった(笑)
僕は最後列にいたけど音響も爆音にならずとても良かった。
イマサが興奮気味にユカイに「一緒に音出せてすげえ嬉しいんだよ」と言ったことも良かった。