こんにちは。
今日はED75機番シリーズの第123回、1002号機です。P形1000番台の前期形、貨物列車牽引に活躍する姿が見られました。
ED75 1002[青] 1968年落成 →[盛]1986~
国鉄時代は青森区在籍、寝台特急ゆうづるなど旅客列車の牽引も見られたことでしょう。
国鉄民営化直前に盛岡へ転属になり、JR貨物へ継承されました。
最初の出会いはJRになって間もなく、高速貨物を重連で牽引して来ました。次位機は一般形だったようです。
1987/05 東北本線(以下同様) 好摩-岩手川口 3065レ
高速貨物の牽引が似合う1000番台ですが、車扱の先頭にも定期で立つ運用がありました。
セメントタキを牽引してゆっくりと走ります。
1988/08 久田野-白河 5190レ
その後”感電マーク”は付きましたが、ジャンパ栓の賑やかな1000番台前期形は好みでした。
この貨物列車、前の方はJRコンテナで揃っています。緑や黄色のコキ50000高速仕様車が繋がっていますが、重連の次位はこれも一般形なので100km/h運転では無かったようです。
1993/03 東白石-北白川 3087レ
こちらは1000番台の重連で高速貨物牽引、前方にはトラックを載せて走るピギーバック車が連なります。これがオリジナル赤2号塗装の最後でした。
1993/07 平泉-前沢 8061レ
1002号機は1993/08に更新工事を受けてシロガマになります。多くの1000番台は早かったですね。カマ次位からしばらく続くのはピギーバック貨車のトラック無し(空車)かな?
1993/09 苫米地-北高岩 3051レ
線形が面白い場所でした。奥の方に小川原駅が見えるのが普通ですが、草ボーボーでマスクされています。
1995/09 小川原-三沢 3060レ
1002+1001の連番重連、コキ35000,25000が連なる3050番台の貨物列車だったので100km/h運転だったでしょう。KE72ジャンパ栓へ貨車からのケーブル接続があったかな?
ED75 1000はP形と呼ばれますが、貨物牽引用の特殊装備も備えた実質PF形でした。
1995/11 久田野-白河 3054レ
何か3枚目と似た感じですが..(笑)、この日は晴れ渡ってくれました。
1997/11 東白石-北白川 3067レ
日の出が遅い時期、実質撮影できる朝1番の貨物列車です。朝陽を浴びて1002+112の重連が行きます。秋の朝は晴れてもガスっていたり..岩手山までくっきり見えたのはそう多くなかったと思います。
1997/11 好摩-岩手川口 3063レ
1008と1002のシロシロ重連、農作業を絡めて撮らせていただきました。区名札は[仙貨]になっています。
これが最後の撮影となりました。
2003/05 金谷川-松川 3088レ
1002号機は同年7月に車との衝突事故に遭遇し、修理されること無く廃車になったとのことです。車籍は2006年まであったようですが、残念ながら復活はありませんでした。
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以上ED75 1002 機番シリーズNo.123、最後までご覧いただきありがとうございました。