『厨房のありす』


第5話
「恋とはナンダ…!?」

「あの火事が事故じゃないこと、おまえは分かってるだろ」と詰め寄る心護(大森南朋)に、
「バレて困るのはお前だろ」と誠士(萩原聖人)は答える。
2人を偶然目撃してしまった百花(大友花恋)。
25年前の五條製薬の火事は事故じゃない…!?
ありす(門脇麦)の過去には、まだまだ秘密があるようで…。

そうとは知らないありすは、朝からやけに上機嫌。
開店準備をする倖生(永瀬廉)の働きぶりを褒めちぎり、倖生を指導する和紗(前田敦子)にもお礼を言い、大嫌いな優作(前原瑞樹)にまで労いの言葉をかける。
明らかにいつもと違うありすの様子に、倖生と和紗は首をかしげ、優作は気味悪がる…。
するとありすは、これからは恋にも前向きになると宣言。

そんな中、常連客の明里(金澤美穂)が泣きついてくる。
会社の先輩・圭介(渡辺大知)とのデートは、告白できずに終わったらしい。
圭介の気持ちを確かめもしないで落ち込む明里に、ありすは
「そもそも好きってどういう気持ちなんでしょうか?」。
ありすはみんなのことが好きだけど、“恋愛の好き”と、“それ以外の好き”の違いが分からない…。

人は恋をするとどうなるの?
好きの違いを知りたいありすは、調査を開始。
さらには、明里の恋に脈があるのか調べるために、倖生とカップルを装って、ある作戦を決行して…!?

恋心とは一体ナンダッ!?
心護の過去の悲恋…悩めるありすに新たな気づきが…!?
そして、ついに明らかになる倖生の秘密とは―――?