旦那が闇金に手を出し、借金取り立て電話がかかってくるようになりました。


それは、何も知らなかった私の携帯のみならず、私の職場にもかかってきました。


続きです。


翌日、職場に呼ばれていました。


あの日、私は職場へ、どう行ったのか、覚えていません。

気付いたら、会議室に居て、私より10以上若い直の上司と、支店長との3人で話していました。


ご迷惑をお掛けしたことをお詫びし、事情をお話しました。


フリーダイヤルはお客様からの窓口でもある為、とても心配していましたが、幸いなことに、私の職場へは全部で数回かかってきただけとのことでした。



私からは、昨夜、離婚話をしたことをお伝えしました。

そして、この先、今の収入で子供を二人育てていくのは不可能な為、今の仕事はとても好きだから残念だけど、辞めることを考えている旨をお伝えしました。




そう、前夜、離婚話をしました。

借金を隠して結婚したこと、それを義父には私のせいにされたこと、その時も義父の言いなりだったこと、私が睡眠時間を削って働き代わりに返済したのに、家事育児への負担割合が全く変わらなかったこと、また隠れて借金したこと、、、


もちろん、これらに腹は立ったけれど、私のことはどうでも良かった。

ただ唯一、取り立て電話の留守電を聞いてしまった子供の怯えた顔。それが脳裏から離れず、子供をそんな目に遇わせたことが許せなかった。


旦那は、自分のしたことを棚に上げ、嫌だと言い続けていたが、子供を守るためだと私は譲らず、話は平行線でした。



二人共、私は何も悪くないし、会社に何かトラブルが振りかかったとしても、顧問弁護士がいるから、会社への影響は何も心配しなくていい。

と、優しい言葉をかけてくださった。


そして、上司から、ある提案があった。


もう、ワンランク上の職種(それまでより拘束時間は1.5倍ほど増えるが、自由度に変わりはなく、基本給が2倍程になる)になってみないか?と。



全く思ってもいなかった提案で、有り難かったが、即答出来ず、取り敢えず帰宅しました。




どんな目を向けられるのかと思って出向いただけに、帰りの電車を待つホームで涙が止まりませんでした。