旦那クンの話です
経過観察終了となったので
色々と思い出しながら書き残しておきたいと思います
5年前に発覚した旦那クンの病
悪性リンパ腫
一口に悪性リンパ腫といっても
実に70〜80も種類があるといわれているそうです
大きく分けると
ホジキンリンパ腫か
非ホジキンリンパ腫になります
日本人は非ホジキンリンパ腫が多数だそうですが
旦那クンはホジキンリンパ腫混合細胞型というものでした
10年前に亡くなった私の兄
型までは分かりませんが
やはりホジキンリンパ腫でした
ホジキンリンパ腫は全悪性リンパ腫の中で5%、10万人の中では10数人の罹患率という稀な中で何の因果でしょうかね?
旦那クンの病気発覚は
2018年12月の人間ドッグで頸動脈エコーをしたことから始まりました
鎖骨上のリンパ腫脹ということで
血液内科の紹介状が届き
年末に大きな病院へ
初診時は採血と次回CT検査の予約をしただけ
年が明け2019年
1月にCT検査、結果『悪性リンパ腫』の疑い
私は兄のことがあるのでどん底
旦那クンは疑いだから…と少々楽観的な様子
2月の始めに頸部リンパ節生検
呼吸器外科での手術
一週間は入院と言われてましたが
4日で退院、次回結果を聞くために19日に受診予定でした
そんな中、17日頃から旦那クンの身体に異変が…
足やお腹周りに赤い湿疹のようなものが出来、18日には全身に拡がり
頭と足の裏以外がエラいことに
まるで全身が麒麟模様
急に動けないと言い出し
39℃の熱
とりあえず、救急車で翌日行く予定だった病院に搬送してもらいました
日曜日だったので当直医による診断
『麻疹の疑い』
えっ?まさかの麻疹?
腑に落ちないと思いながら待っていると血液内科の主治医登場
麻疹ではないかもしれない
原因が分からないのでとりあえず入院になりました
私は一旦、家に帰り入院の準備
その日から一週間の入院となりました
発熱、発疹の原因は麻疹ではなく
生検の時に出されたセレコックスによる薬疹という結果となりました
退院してからも出された分は飲み続けていましたから…
これまで飲んだことのない薬にアレルギーが潜んである可能性があるなんてむやみに色んな薬飲めないですね
19日に告知されるかと思いきや
まだ結果が出ていないとのこと
ハッキリ分かったのは退院の少し前でした
心の準備は出来てはいましたが
やはり『悪性リンパ腫』でした
言われた時は夢の中にいるような
フワフワした感じで
受けとめるには時間がかかりました
今後の予定として
PETCTやマルク(骨髄穿刺)がありました
マルクってかなり痛いそうです
その後標準治療だとABVD療法という
4種類の抗がん剤を6クール
1クールで2回打つので12回打つことになります
初めは入院、後は外来とのことです
2クール終わった時点でPETCT
経過が良好であれば続行
増悪なら別の方法になっていたのでしょう
治験の話もありました
標準治療より効果が望める
が、副作用もキツイので全てが入院でということでした
長くなるので続きます