見通しがついてくると

べつに、いま

お金とか、財産とか、そんなものが

なくても、つよくなれる

眼ぢからもついてくるし

確信と自信が眼底から

ビームされてゆく

かんじ

たぶん、こういうときっていうのが

オーラが出ているって

いうときなんだろう、

想像する。

気の持ちよう次第とは

まさに、まさに。

ひとつひとつ、ていねいに

慎重に、大胆に

一気呵成に

備える。

人生のだいじな、クライマックスに

たぶん、いま、いる。

この、チャンスはできるだけ

掴んで活かしてゆこう。

雑多なラジオやテレビなどは消して

ブラームスのシンフォニーを

一番から、四番まで、メドレーで

聴き流してゆく。

意識の高揚感。

はじまる、はじまる。

ステージにやってきた。

盤石な応援もある。

だいじょぶ

ありがとう、ありがとう

眼にするもの、さまざまなものが

これからのロードマップと

シンクロニシティを編んでいる

そう感じるとき。

やはり、シンフォニーの展開のように

人生はシナリオされていたりする。

そのさきの、楽天地のまえには

ながくおもい、停滞や困難、沈黙が

スコアされる。

どすーん、と落とされて、倒れているとき

雲間から、うすくほそい、御光がさしてくる

だんだんと顔をあげて

見上げてゆく

立ち上がってゆく

手にちからが入ってくる

大地に立つ

暗雲は敢然と去ってゆく

駈けたくなる

よろこびのうた

勇士のように。

あのくたばっていたときは

一体、なんだったのか。

レガートに、いまの充足感。

頂上へむかって、ふかす、ふかす

アクセル、全開

勝利の凱旋

俊敏に、シャープに

このいまに、辿り着くために

いままでは、あった。

すべて、必要、必然だったこと

すべてに、感謝できる

そのこと自体にも、感謝

ブラームスのシンフォニー第1番は

こんなふうな展開、ストーリーで

結句してゆく、そんな

風にかんじる。

振り絞って、振り絞って

タメをつくって、タメをつくって

放出されてゆくエナジーの

連発

もう、

いっぱいな気持ちになって。



ギュンター・ヴァント指揮

北ドイツ放送交響楽団   録音のシリーズが

特に好き(^。^)




ジパング^_-☆