ニューデリーさん のコーギーのデリちゃんがお腹が弱くて困っているというので、ビオフェルミンとエビオスの違いについてメールしました
そしたら、ニューデリーさんがしちふくのメールを引用してブログで紹介してくれました
リブログさせてもらおうと思ったらニューデリーさんの記事にリブログボタンがなかったので、しちふくがニューデリーさんに送ったメールをそのままここに転記させていただきます
以下、メール転記
ビオフェルミンは使って問題ないです。
ビオフェルミンは人の乳酸菌であり、犬が摂取した場合は短期的な効果は期待できますが、ビオフェルミン中の乳酸菌が犬の腸内に定着はしないので、お腹の調子が落ち着くまで毎日摂取し続ける必要があります。
エビオスはビール酵母やその他栄養で、犬本来の乳酸菌を補助します。
しかも加熱処理してあるので、酵母は生きていません。
犬本来の乳酸菌が活発なときは、その子たちを補助してさらに元気にするためにエビオスが良いでしょう。
デリちゃん本来の乳酸菌が弱ってお腹の調子が悪いなら、一時的にも外から乳酸菌を入れてあげるのが良いでしょう。
そのためにはビオフェルミンのほうがいいと思います。
エビオスとビオフェルミンを併用しても良いかもしれません。
働きが違うので、お互いに助け合うと思います。
ケンカすることはほとんどないと思います。
街の薬局やドラッグストアで普通に入手できるビオフェルミンはビオフェルミンSです。
Sはsensitive(敏感な、感受性がある)のSで、抗生物質で死んでしまうので、抗生物質と併用すると効果が期待できません。
動物病院ではビオフェルミンRを処方します。
Rはresistant(抵抗性がある)のRで、抗生物質では死なないタイプの乳酸菌が入っています。
動物病院から抗生物質を処方されているなら、ついでにビオフェルミンRを処方してもらうと良いでしょう。
私が以前勤めていた動物病院にあったビオフェルミンRは粉薬でした。
味はビオフェルミンSとほとんど変わりません。
抗生物質を飲んでいないなら、その辺で売っているビオフェルミンSでも大丈夫です。
お腹が落ち着くまではエビオスとビオフェルミンの併用も悪くないと思いますよ(^_-)-☆
メール転記ここまで
ビオフェルミンはヒト型乳酸菌ですが、動物用乳酸菌も入手することができます
また、人も動物も乳酸菌そのものを吸収するのではなく、腸の中で乳酸菌が作った代謝産物を利用させてもらっています。
この乳酸菌代謝産物そのものも製品化されています
ものすごくお腹の調子が不安定な動物さんの場合、動物用乳酸菌や乳酸菌代謝産物を試してみても良いかもしれません
かかりつけ動物病院の獣医師に相談してみてください
ニューデリーさん、役に立つ記事を書いてくれてありがとうございました