二十数年前、青森に住んでいた私の父が風邪をこじらせて入院しました
病院での検査で、末期の胃癌が見つかりました
お医者さまから内視鏡の画像を見せていただきましたが、胃の中が癌だらけで、内腔がほとんどなくなっていました。
父に自覚症状がなかったとは思えませんが、そんなになるまで病院にかかっていなかったようです。
お医者さまからは、「若ければ余命3か月だけど、年齢が70代なので、もしかしたら3年くらい生きるかもしれない」と言われました
癌の広がり具合から、すでに手術は無理だし、抗がん治療も効果がないだろうと言われました。
そのため、癌と闘う治療はせず、疼痛緩和をするだけで過ごすことになりました。
その当時、青森には私の両親が2人で暮らしており、独身の兄は千葉に、私は家族と東京に住んでいました。
青森は雪の多いところです
冬になると、一日に何度も雪かきをしなければならないし、一冬に何度か屋根の雪下ろしをしなければなりません
母は腰が悪いので雪かきができません。
父が入院したら、母が一人で冬を過ごすのはとても大変だと思われました。
いろいろ考えて、父に引っ越す体力のあるうちに両親を呼び寄せて私たち家族と一緒に住むことにしました。
主人は長男なのですが、主人の両親も理解してくれました。ありがたかったです。
父は我が家で3か月過ごしたあと入院し、病院で3か月過ごして天に召されました。
そのことで、親戚から随分色々な事を言われました。
中には、私が無理に両親を東京に呼び寄せたから父がすぐに死んだのではないか、とまで言う人もいました。
「あなたが無理にお父さんを東京なんかに連れて行ったのが悪い」と言われました。
父が末期癌だったから看病するために、そして母の負担を少しでも軽くするために、両親を呼び寄せたんですけどね・・・
その人たちは父が入院してもお見舞いには来てくれても毎日看病してくれるわけじゃないし、冬に毎日雪かきしに来てくれるわけじゃないしね
それから何年も経って母が認知症になった時も、「あなたがお母さんを無理に東京なんかに連れて行ったからボケちゃたんじゃないのか」と言われたことがありました。
そんなこと言われてもねぇ・・・
母が青森で一人暮らしをしていたとして、その人たちが毎日母を訪ねて世話をしてくれたり話し相手になってくれるわけじゃないしねぇ・・・
今思っても、やっぱりあの時は両親を呼び寄せるしかなかったと思います。
父は我が家には3か月しか住めなかったけれど、これから母が私たちと暮らしていく家を見ることができて安心したと思います。
母は、私の息子(母にとっては孫)が小さい時はおんぶして子守していました
母が外で息子をおんぶしていると、近所の人たちと話す機会も多く、楽しそうにしていました。
息子の幼稚園の行事などにも参加して、ニコニコ笑っていました。
孫たちと暮らすことができて、母は幸せだったと思います
親を呼び寄せることについていろんなことを言う人もいるけれど、家族のことは家族で決めるしかありません。
呼び寄せ同居による良いこともたくさんあるので、周りの人は温かく見守ってほしいと思います
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「犬と猫、生き物のための五行講座」のお知らせ
五行講座@仙台
10月29日(土) 13時~15時
五行講座@東京 巣鴨
11月5日(土) 10時~12時満席です。ありがとうございます。
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参加費は 3000円です。
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