整備するのであれば、時間とお金、ショップ選びは大事です | 90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

90年代国産車とロードスターとプロペラシャフトのブログ

個人ガレーヂ「ガレーヂ27番地」のオーナーは、ユーノス&マツダロードスターとプロペラシャフト、90年代の国産車の維持管理を語るブログ。
NA8Cロードスターを約20年所有した間に学んだ事、オリジナル「リファイン」パーツの紹介等、ちょっと旧い車の維持管理がメインです。

整備士不足・・・最近、こういう場面が多いなと思う事があります。
トラック業界の話は結構聞きますね。
某メーカーでは整備士の他社への流出が多いとか・・・です。

整備士は残念ながら人気の職種じゃないんですよね。
そこへ来て旧車ブームとかです。
旧い車はまず簡単には直らない場合が多く、部品調達にも時間が掛かります。
故に、専門店は重整備待ちというトコロも多く、整備に出してもなかなか帰って来ません。
それでもってお金が掛かります。

でも、これは粗方分かっていた事です。
整備現場の人不足、高齢化・・・車に限った事ではないですね。
飲食店やワンオフ製作・・・いわゆる「職人不足」です。
AIが取って代われない分野でしょう。

ですので、旧い車の場合は早目早目に手を打っておかないと、いざという時に困るのです。
整備、メンテナンスは「予防的に行う」事が重要なのですね。
いざ壊れました・・・修理入庫となった時に、Dラーという方は多いと思います。
ですが、最近のDラーは最近の車がメインであり、30年落ちのNAロードスター等、修理に時間が掛かり面倒な車の部類に入る車種はやんわりと否定される事もあったりすんじゃないでしょうか?

例えば、某社は旧規格(平成9年辺りまで)の軽自動車の整備書等をDラーに廃棄させているという情報もあります。
すなわち、旧車=面倒は見たくない=部品供給もやめる・・という図式が成り立って来ているのです。
それでは専門店なら良いんじゃないか?専門で特化している分、パーツもある、経験も豊富だ・・・と考えるでしょう。
しかしながら、専門店はそういう客さんが集中したりします・・・修理時間が掛かる車で一杯一杯なのです。
新規でのお客様はお断りする・・・そういうお店もあります。
仕方ないのです、従来の顧客のメンテナンスで目一杯なのです。
そこに文句は言えないのですよね。

ですので、壊れる前に手を打つ、3~5年計画でまんべんなくメンテナンスを行う計画を立てる・・・そういう事が今後重要になって来るのではないか?と思います。
幸いに未だNA/NBロードスターは「なんとかなる」レベルです。
でも、いつマツダが部品供給を止めるかどうか?分かりません。
備える事が大切に思います。

ガレーヂ27番地
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オリジナルブランド「M&G27B」
高性能プロペラシャフト「REFP」