こんにちは!
70歳以上お独り暮らしの女性を

「見守り契約」でサポートする
司法書士村瀬なおひとです

 

 

 

後のことも考えて

書かないとダメ

 

 

 

たぶんどんな男性も

ちょびっとは憧れると思う

 

お金がたくさんあって

じぶんよりずっと若い美女に囲まれる

そんな生活に。

 

 

私は憧れるのとはうらはらに

年々、いろんなことへの欲求

とくに「分かりやすい欲求」が

なくなってきた滝汗

 

 

分かりやすい欲求というのは

 

・良い車に乗りたい

・高い腕時計をつけたい

・美しい女性をそばに置きたい

 

こんな欲求のことです。

 

 

ビジネスを成功させるには

こんな「分かりやすい欲求」があると

爆発的な原動力になる

 

 

世のため人のために

ビジネスをするのも素晴らしいけど

まずは「分かりやすい欲求」で

自分を駆り立てるのも一つの方法

 

 

で、「紀州のドン・ファン」こと

野崎幸助さんも「分かりやすい欲求」で

ビジネスを成功させました

 

 

めちゃくちゃ「分かりやすい欲求」ですよね

 

下矢印    下矢印    下矢印

 

 

 

そのドンファンも

昨年の5月に亡くなり

どうも遺言書を残していたらしい

 

 

 「田辺市に全財産を寄付するとの遺言書があることがわかりました。市民全体の利益を考え、遺贈を受ける方針を固めました。」(田辺市総務部 桐本達也理事)
 

 

【“紀州のドン・ファン”13億円超の遺産確認

遺言書で田辺市が遺贈受理手続きを開始】

http://u0u0.net/W1xa
より。

 

 

女性への執着を見せた

ドンファンでしたが

自分の住まいのある田辺市に

全財産を寄付するって少し意外

 

 

55歳年下の妻には一銭もやらないって

彼にとって女性ってなんだったんだろう

自分の欲求を満たすための存在だったのかな?

 

 

 

 

いずれにせよ自分の女性遍歴

家族との関係を踏まえて

遺言書を作っておいたんですね

 

 

遺言書さえ

作っておけば安心

 

 

ドンファンはそう思っていたんでしょう

でも、報道を見る限り、ドンファンの遺言書は

 

 

不備

 

 

せっかく遺言書を残しても

その遺言書では自分の希望通りに

田辺市へ遺贈ができないんです

 

 

【遺贈とは】

遺言によって、無償で自分の財産を他人に与えること

 

 

 

 

まず、ドンファンの相続人

つまり、妻や子どもには

遺留分と言って必ず確保できる

相続分があるんです

 

 

だから、いくら遺言書で

「全財産を田辺市へ」と言っても

相続人が遺留分を請求すれば

遺産の一部を支払わなければなりません

 

 

そして、誰がその遺言書を使って

預金を解約したり不動産の名義を変えるか

なんですが

 

報道を見る限り、今のままでは

田辺市とドンファンの相続人が協力して

解約、名義変更をする必要があります

 

 

でも、相続人としては

田辺市に財産取られちゃうのに

なんで協力せないかんの?

ってなりますよね。きっと

 

 

 

 

もっとも家庭裁判所に

「遺言執行者」という人を

選んでもらえば、その人に

手続をお願いできるけど

 

 

まあまあ手間

 

 

最初から遺言書に

「〇〇を遺言執行者にする」

って一文入れておけば

問題なかったのにね

 

 

きっとドンファンには

信頼できる相談相手が身近に

いなかったんでしょうね

 

 

 

 

遺言書はネットを見て

本で調べて自分で作ること

できます。

 

 

でも、せっかく遺言書を作っても

遺言書を使う時、つまり

遺言書を作った人が亡くなった時のことを

考えてないものがたくさんある

 

 

ドンファンみたいに

遺留分のこと考えてなかったり

遺言執行者決めてなかったりね

 

 

亡くなった後のことを考えておかないと

せっかく作った遺言書が

無駄になることもあります

 

 

なので、遺言書を作ったら

一度、私のような専門家に

チェックしてもらいましょ

 

 

カッコよく言えば

 

 

リーガルチェック

 

 

せっかくの遺言書が無駄にならないように

法律的な確認をすることを

私はお勧めしています

 

 

あっ、私、若い女性とは

話題が合わなさそうなので

若い女性をそばに置くのは

やっぱ嫌だな

 

 

それではまた!