2016.1.12~21
検査入院。

正直、私の総合病院のイメージは「ナースのお仕事」と「白い巨塔」のドラマしかない(笑)ナースのお仕事は大好きだったので、そちらのほうのイメージが強い。
なので、ナースステーションを実際に見たときは、ドラマでみたことあるー!と心の中でテンションあがった(笑)

私は3人の担当医師と担当看護師にお世話になることになった。

担当医師はいつも診てくれている先生が主治医、あとの二人の医師は、若い!同年齢くらいの先生と年下の先生だと思う。

医師は9時から外来などがあるので、三人揃ってその前に毎日回診しに来られ、体調を聞いたり、聴診をしたりしてサッと去っていく。この三人からの雑談はほとんどない。だからたま~に違うことを言ってくれると、超真面目そうなのにこんなこと言ってくれる先生なんや…と嬉しかった。そのギャップにすっかり魅了されたのか、今では主治医が大好きである(笑)

だいたい6時過ぎ起床、21時過ぎ就寝の生活。
7時前に看護師が回ってきてくれて、
検温、血中酸素濃度、血圧を測る。
ちなみにこの3つの測定は一日数回、看護師が回ってきて測定してくれる。

私の担当の看護師はサバっとされているが、話もしやすくてとっても好きだった。プライベートな話もしてくれて楽しかった。
日や時間によっていろんな看護師の方が関わってくださるが、若い看護師が多くてびっくりした。

このブログを見てくださっている病院関係者の方には申し訳ないが、看護師が怖いとか、ごはんがおいしくないとか噂で聞いていたのだが、全然違った。

看護師は患者に優しいし、対応もしっかりされている。
ごはんも減塩の一日塩分6グラムだったけど、味もしっかりあっておいしかったおねがい

入院していて気づいたことは、医師や看護師は想像以上に多忙だということだった。総合病院で働いている人たちは人もたくさんいるし、定時で帰ることができるんだろうくらいに思っていた。

でも実際は、朝から来ていて、医師が私に20時半くらいに話をしたことあったし、21時過ぎまでカテーテル検査をされていたこともあった。いったい何時間働いているのだろうか…うーん

入院中のある日、夜中の2時頃、バタバタしているのが聞こえて目覚めた。私の隣の人が急変したのだ。たまに話していたおばあちゃん。近所の人から元気ね~と言われていたのが自慢だったようだが急性心不全で病院に来られたらしい。

息がとても苦しそうで、おばあちゃんが助かるのか心配になった。

看護師が「うん、苦しいね。待っててね。」と何度も言って、おばあちゃんの思いを共感しながら、おそらく、酸素を測ったり、点滴か何かの準備をしたりしているのだろう。看護師の姿は見えないが、他の看護師と協力して冷静に的確に対処していくのを感じて、本当すごいと思った。
そのおばあちゃんは適切な処置によってその後、様態も安定して会話もできるようになった。

人の命を預っている責任の重さの重圧は計り知れない。

保育士でさえも、その責任に時に苦しくなるときがあるというのに。

高校のときに、もし理系に行ったら看護師になろうくらいに軽々しく思っていた自分。今考えると恐ろしい…。
そして、私の脳みそは完全に文系だった(笑)
物理も科学も数学も全然好きじゃなかった。
私のことをよく知っている人ほど、私には採血も点滴もしてほしくないと思っていると思うニヤリ


入院して、医師と看護師の大変さにちょっぴりでも気づくことができてよかった。

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