D20
ついに移植の日です
2回目の採卵でようやく辿り着いたたった1つの胚盤胞です
AMHの値的にも、最初から体外受精をしたいくらいの気持ちでしたが、
夫も私も検査では問題がなかったので、
タイミング法(自己)
卵管造影検査、
人工授精など
ひと通りしてきて、
ここまで来るのに1年かかったので、
やっと移植やぁという気持ちでした。
予約は12時からでしたが、繁忙期真っ只中のため、朝から仕事して、時間休をとってクリニックへ向かいました
クリニックへ到着し、順番になると
採卵の時にも使用した
リカバリー室から呼ばれました
培養士さんの説明
順番になると初めてお会いした培養士さんから説明がありました。
少し年配で良い声のダンディーな紳士でした
培養士さんの中でも責任者の方なのかな
ダンディー培養士さんからは、受精後に胚盤胞まで育つ過程と、移植をどのように行うのかの説明がありました。
そして、私の胚盤胞についての説明がありました。
主治医からの説明では4bcと説明されましたが、
ダンディー培養士さん曰く3bcとのことでした。
通常5日目に胚盤胞になるところ、
6日かかったそうで、
成長が少しゆっくりだったようです。
4bcという評価は平均よりは上のグレードになるということでした。
また見た目の評価であって、
遺伝子の評価ではないので、
そんなに気にしなくて良いとのことでした。
とても耳障りのよい声質とトーンで、
説明も分かりやすく、
初めての移植を迎える患者が安心するような
話のされ方だなぁと感じました。
説明が終わると術衣に着替えて、トイレを済ませて、帽子を被って待ちました。
移植
順番になり手術室に入りました。
主治医はどんな状態かなと少しワクワクしていましたが、
今回も主治医は明日のジョーにはなってなかった
いつもの先生でした
明日のジョーは採卵の時だけなんかな
採卵の時と同じように、培養士さんからの本人確認があり、
そのあと手術台に乗りました。
先生と挨拶をして、
消毒の後、エコーが始まります。
膣から子宮の断面が写るように位置を探っているようでした。
この位置がなかなか決まらない。
私の子宮が左右に傾いているので、
そのせいかもしれませんし、
たまたま今日の位置が良くなかったのかもしれません。
主治医から看護師さんは
『◯◯取って』
とか指示して、
道具を変えたりしながらグリグリされ、
少し痛かったです
体感的には5分はかかってたんじゃないかな
恥ずかしいし、痛いし、早く終わってぇーってなっていました
そしてようやくOKが出て、培養士さんが私達の胚盤胞を持ってきてくださり、移植が始まりました。
エコーをみていると
子宮がたらこ唇のように白く写っていて、
その間の隙間に細い管が入ってきます。
特に痛くはありません。
そして細い管が奥の方にたどり着き
その中から白い丸(卵)が出てきて、
子宮の奥の方にそっと置かれました。
そして器具が抜かれ、移植が終わりました。
その後は、休憩時間もとくになく、
もとのリカバリー室で着替えを済ませて、
いつものように待合で診察を待ちました。
主治医からの説明
無事に移植できました。
10日目が判定日になるので、また来てください。
今日の夜から判定日まで
エストラーナテープ、
ディファストン錠に加えて、
ウトロゲスタン膣用カプセルを
8時間ごとに使用してください。
そして、お薬をもらい、会計をして帰宅、
と言いたいところですが、
職場に戻りました。
職場の休憩室で20分ほど休んでから仕事をして、
この日は残業をせずに帰りました。
感想
なんでこんな日にも仕事をしないといけないのかと考えると辛い気持ちもありましたが、
卵を迎える事ができて嬉しかったです。
判定日までドキドキですが、
なるべくリラックスして、
検索魔にならずに過ごしたいと思います
2日後は結婚1周年キャンプなので、
設営は旦那さんに任せて
自然の中でゆっくり過ごしたいと思います