Comin' Concernプロジェクトの3つ目の秘密。

それはyoutubeやmy spaceなどのネット媒体を使ってこなかったことです。意識的に避けてきた。

何故か?

youtubeやmy spaceを使いすぎるとアーチストにとって死活の重要性をもつフレッシュさや秘密性が失われるからです。

使い勝手の良さと自己満足と宣伝目的。これがミュージシャンやアーチストにyoutubeやmy spaceが重宝される理由ですが、

そこに落とし穴が潜んでいることに気づいている人がどれだけいるか?

youtubeで人気があるという理由でレーベルが目をつけてメジャー・デビューさせるケースがあるが、成功する例は少ない。

私に言わせればアタリマエだ。

ネット・ユーザーというのはネットで手に入る情報はタダだと思っているヒトたちだ。youtubeでタダで映像や音源を手にいれてきたヒトたちが有料のCDや有料のダウンロード音源に喜んで手を出してくれるわけがない。

youtubeやmy spaceで映像や音源をまき散らしているから、アーチストにとって最も大事なフレッシュさ、新鮮なイメージが台無しにされている。

Comin' Concernは音源は公開していますが、それはアーチストとしての優秀性を証明するためです。

しかし映像は公開してこなかった。Comin' Concernというのはどんなバンドか? それを知りたければCDを買うしかない状況を意識的に作ってきた。Comin' ConcernのデビューCDには活字とメンバーの写真を満載した付録をつけるのが私の計画であり戦略です。

ここには明かしませんが、私70rockには秘密のプロモーション戦略もある。

レーベル(レコード会社)の関係者たちに言いたい。

音楽業界にとって一番必要なのは新人アーチストだ。CDが一番売れるのはデビューの時です。その傾向はこれからますます強くなる。音源や映像が簡単にネットで手に入る時代にあっては、フレッシュさがオーディエンスを引きつける最大の魅力になるからだ。

Comin' Concernは、Comin' Concernの中核になるメンバーはデビューまでダークにしておく。秘密のベールに包んでおく。それが私70rockの戦略です。

レーベルの関係者たち、特にネットを監視して有望な新人を発掘する仕事をしている担当者たちに言いたい。Comin' Concernの中核メンバーは実に魅力的です。あとになってから、“オマエ、ちゃんと仕事をしてたのか? オマエの目は節穴か?”と怒られることがないように、しっかりComin' Concernプロジェクトをウォッチすることです。