自分的穴場巡り | とぼとぼな毎日

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とぼとぼと歩いていく毎日を何かしら綴ります。
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週末に京都に出かけ、新緑を浴びてきました。

大混雑であることは間違いないため、行き先は自分なりに厳選したつもり🤔


着いた翌朝、最初に訪れたのは、

即成院。

電車で東福寺駅に行き、東福寺には行かずに直接こちらへ向かいました。本堂に阿弥陀如来と二十五菩薩がずらっと安置されていて、大変荘厳な雰囲気に圧倒されました。

人はほとんどおらず、出だし好調です。


次はすぐ隣の泉涌寺塔頭である戒光寺にも足を伸ばしました。こちらは以前も訪れたことがあるのですが、見上げる程の高さがある「丈六釈迦如来」にまたもや驚かされました。

先ほどと同様に大変静かでした。


今回、泉涌寺はここまでにして、

新熊野(いまくまの)神社へ。

後白河上皇お手植えと言われる樟木が有名とのことです。樟木を前にすると清々しい空気を感じました。エネルギーに満ちあふれる枝ぶりが雄大で、しばらく見上げていました。

この神社は他にも見どころたくさんで、とても面白かったです。

本物の熊野詣でをいつかしてみたいねと話しました。


ここでランチタイム!

道沿いに見つけたお店に吸い込まれました。

すじうどんランチ。お刺身とご飯もついて880円。ビールも付けて、甦りました(笑)


その後、てくてく歩き、

智積院。

こんなに広いと思わなかった…

お庭の緑が眩しかったです。こちらは宝物館に展示されている長谷川等伯の桜や楓などの障壁画が見応えがありました。

それなりに混んでいましたが、何せ広かったので、のんびりとゆったりと回れました。


そして、六波羅蜜寺へ。

ここは日本史の教科書に写真が載っていて、誰もが覚えているだろう空也上人立像があるお寺です。流石に参拝する人がたくさん!

念仏を唱える口から六体の阿弥陀様が吹き出されるお姿はやはり印象的でした。

空也上人様以外にも貴重な仏像や坐像が展示された令和館は一見の価値があると思いました。


その日は六波羅蜜寺が終点の予定でしたが、まだ時間があったので、さらに足を伸ばしました。

こちらは建仁寺の法堂です。

天井に二匹の龍が描かれた双龍図は迫力あり、面白かったです。


建仁寺はこの日一番の人出を感じました。日本人は少数派(笑)

たくさん見どころはあり、お寺の中は写真撮影OKでしたが、激混みだったので撮影は断念し、大渋滞の道を歩いて四条まで行き、ホテルに戻りました。


3日目の昨日は最終日です。

京都駅からバスで30分、仏像が素晴らしいというこちらへ参りました。

千本釈迦堂です。

国宝の本堂は、応仁の乱の戦火もかいくぐり、この地域では最も古い木造の建物とのこと。柱には刀や槍の傷跡が残され、歴史を感じさせます。

霊宝殿にある六観音菩薩像はとても美しく魅せられました。

国宝や重要文化財が多数あり、上七軒という昔を感じさせる街にあるのに、こちらもほとんど人がおらず、ありがたかったけれど、勿体なさも感じました。


そのまま、上七軒通りを歩いて、

北野天満宮へ。

こちらは修学旅行生や外国の観光客で賑わっていました。


もう一度上七軒通りまで戻り、

しっぽくうどんを食べて京都駅に戻りました。

帰りの新幹線の中では、北野天満宮で買った長五郎餅を食べて、爆睡して帰りました。


京都は何回行っても足りない位。また行きたい!


美味しかった夕飯の話はまた後日書く予定です。